満足度★★★★★
『浮標』は1940年に書かれた三好十郎さん(1958年没)の戯曲です。上演時間が4時間(休憩2回込み)という大作を、5年間に3度も上演。
主人公である画家の五郎は病床の美緒に、万葉の歌をよく読み聞かせます。戯曲が書かれた約75年前と、2016年の現在、そして約1300年前が同時に重なって存在する重層性は、演劇ならではの特別な体験です。時空を超えるアトラクションと言ってもいいと思います。
今回は若い俳優の健康的な肉体と、彼らが持つ長い未来の時間が、戦争と死というほぼ正反対のものと、見事に対比されていました。命、つまり生きるということを、全方位から描く傑作です。
満足度★★★★
長時間を飽きさせない
長時間なので自分の体力が持つだろうか、と不安だった。
しかし、演出で見せてくれた。派手なものは何もないが、目を離すことは出来ない。
空席が多かったことは残念。
満足度★★★★
田中哲司の台詞で夏が終わった。
田中哲司の台詞で、この夏が終わりました。
まあとにかく、あっという間でしたね。。
芸術への思いと、誰にでもあるだろう、ただひたすら人の生への執着心。。
わたしも強く生きたい。
ただ、なんですかね。。
早めに先行予約でゲットしたのに、席は後ろの方しか取れなくて、おまけに自分より前の方に沢山席が空いてて、おまけに見づらかったら移動していいですよって。。みな、見づらいの関係なく好き勝手に席の良いところに座って。。
制作は最低!
満足度★★★★
久我五郎~。
静かな中に、久我五郎の気持ちが痛く、涙がこぼれます。長時間と聞いていたので心配しておりましたが、見応えのある内容でした。LIVEで観ておく作品だと思いました。