満足度★★★
『七人の…』は、主演の矢吹ジャンプさん以外は、皆さん、おなじみの面々。でぇ、その矢吹さんを初め、ベタな(笑)ドタバタを繰り広げる役者陣の演技は、まさに、お見事!のひとこと。
『笑の太字』はAチームの回を拝見しましたが、コメディでありつつ、シリアスな会話劇の熱も帯びた熊谷有芳さん・前田友里子さんのやりとり…わぁ~、これぞ演劇、観てんなぁ~♪と充足感に浸らせてもらいました。
ってなことで、ワタシだけでなく、ワタシが密かに重んじている「観劇巧者」の皆さんも全員が絶賛!の公演、ではあったんですけど…アガリスクさん初体験の『時をかける稽古場』(2014)、2番目に観た『紅白旗合戦』(2015)、実は今回の公演と同じく会場は新宿・サンモールスタジオなんですけど、上掲2作品のときと比べて、笑いの「質」はさておき、笑いの「量」が、今回、エラく少なかったように「体感」しました。会場全体がドォォォと湧き返り、途切れることなく笑いのウェーブが押し寄せる…ってな感じが、今回はなかったんです。
勿論、ウケてるヒトも大勢おられましたが、少なくともワタシやワタシの席の隣りの女性・前列のカップルから笑い声を耳にする回数、そんなに多くはなかったかと。
他の観客はいざ知らず、個人的な感想としては、理が勝ち過ぎ。頭では笑い処だと理解しても、カラダが反応しない場面、多々あったように思われます。
終演後、受付で見かけた笑顔の愛くるしい方。『時かけ』に出ておられた榎並夕起(えなみ・ゆき)さんかな? この度、正式にアガリスクさんの構成員になられた彼女も出演なされるだろう次回作に期待したいなと思いました、とさ♪
満足度★★★★
とにかく面白くって笑って、楽しんだ。
今までありそうでなかった視点、角度を少し変えた視点からの観察力が、この劇団の特色であり、強みであろう。
ホントに上手い。
シットコムの前提条件を笑いにするのは、誰でもが考えつくであろうし、それを作品の中で取り上げたものもある。しかし、これを公然と(笑)全面に打ち出した作品はなかったのではないか。しかもシットコムを得意とする劇団が、だ。
もう1本も「お得意」の「屁理屈」が炸裂しつつ、「パクり」とか「リスペクト」とかいうあたりを上手く見せた。
満足度★★★★★
鑑賞日2016/09/03 (土)
相変わらずおもしろい。『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』は、コメフェス以来通算4回目。ちょっと改稿されてた。
『笑の太字』三谷幸喜への愛憎入り混じったオマージュをアガリスク風に表現してて好きだ。演者が変わると全く違う味わいになるから特に楽しい。間の取り方が全然違う。CDは、観慣れたアガリスクの間合いだったかも。CDそれぞれに違うんだけど、誘導されたように笑ってしまう。対してAは演劇的というかナチュラル。くまゆか超絶に滑舌良くて、すげーってなった。Bは今回最も負担の掛かっている津和野諒(1人だけ14ステージ)が他のチームと一味違うキレを観せてくれた。他のチームは、生徒側が笑いの着火点なのに、Bは先生のツッコミで起爆するケースが全然多い。突っ込んだところで笑いが起きる。この作品、俳優の組み合わせで面白さが無限。
笑の大学はとてもいいと言われながら見ることができなかったので
これを観てとても気になった(笑の太字)
コメフェス優勝の演目をブラッシュアップするなんてなんてチャレンジャーなのだろうと思いました。ですが二回目も面白かった!(七人の語らい)
満足度★★★★★
「笑いの太字」Aチーム観劇
まず、「7人の語らい」の感想から、正直お世辞抜きでシチュエーションコメディと言う概念がある国限定ではありますが、これと「エクストリーム・シチュエーションコメディ ペア」の二本立てで世界を回れるんじゃないかと思うほど、感心したし大笑いしました。後半飛び道具も炸裂しましたが、それも含めて世界特に英国で演じられることを切に願います。
次に、「笑いの太字」。生徒役熊谷さんの小憎たらしさと可愛げが混在した凛とした美しさと先生役前田さんの教育者としての熱さと関西気質の軽妙なシャベリが、がっぷり四つでグイグイ引き込まれました。
本当にAチームは素晴らしかったのですが、皆さんの言っているとおり全チーム観たかったと言うのが本音ですねえ。
そして、出来うることならこの演目は、PARCO劇場復活の際は是非とも。
満足度★★★★★
流石、グランプリ&四冠…のシチュエーションコメディ
流石、コメディフェスティバル2015グランプリ&四冠。
シチュエーションコメディを逆手に取った作品『七人の語らい(ワイフ・ゴーズ・オン)』に大笑いしました!
上演時間も時間通り、完ぺきでした。素晴らしい!
そして新作の『笑いの太字』
鹿島さんと沈さんの回を拝見。
素晴らしく見事な屁理屈の応酬が堪らない!
とっても良かった!
「笑いの○○」からのクレームがなく、再演される事を切に願っています。
終演後、予定通り「紅白旗上合戦」DVDを購入。
そして貧民割&前半割の御礼に「ナイゲン(全国版)」DVDも衝動買いしてしまった。
財布が寂しい。
満足度★★★
面白いのは当然ですね
それでも、七人の語らいは既視なので
再確認って感じの観劇になってしまいました。
ナイゲンにはそんな事は感じなかったのですが
ドラマ無いからなのでしょうね
笑の太字は、なかなか緊張感のない2人芝居
まぁ十分面白かったです。
満足度★★★★★
ぎゅうぎゅう詰め あーー疲れるくらい 面白かった
とにかく台詞が多いお芝居 ぎゅうぎゅう詰めに密度が高いお芝居。 どこの世界でもいる 文句たれ その能書は、えてして本質を得ているのだが、交渉の方向に下心がある。 そんなこんなの能書はやがて大人の世界で、通じる?。 ・・・・あれこれ考えずに、とにかく笑っても ギャグで笑っても良い いろんな笑いがある お笑いもネタも ぎゅうぎゅう詰め あーー疲れるけど 面白かった
シチュエーションコメディへの愛を感じる
シチュエーションコメディの有名作品2つに対して、それぞれのあり方を否定するような言動を見せながら、実はそのシチュエーションコメディが大好きだと大声で叫んでいるような作品。単にパロディではない、メタパロディとでもいうべきか。(もしくはツンデレ?)
元になった作品を知らなくても笑えるが、知っていればさらに楽しめる。
満足度★★★★★
どっちの作品も秀逸!面白かった^_^
どっちの作品も面白かった^_^
『七人の語らい』はテンポのいい会話が絶妙なシチュエーションコメディ!
役者さんがアメリカンコメディの様に演じているのでポップな感じが新鮮
色々なシーンに遭遇するので色々な場面が楽しめる!
斎藤コータさんの空気を変える役をやり切ったのが振り切れてた^_^
いっぱいの笑いを誘ってました♪
密室・屁理屈・会話劇の二人芝居『笑の太字』の
屁理屈の駆け引きの台詞が良かった!
Cチームの淺越岳人さんと塩原俊之さんのキャラもハマっていた感じ♪
特に話を切り返すタイミングや話し方など憎らしい^_^
お互いの自論の解釈を次から次へと熱く語るその理屈が深い⁈
そして最後はシュール過ぎてニヤリ!
今まで見た色々な会話劇の中でも1番好きかも⁈
どちらも完成度の高いコメディ♪
何回見ても楽しめそう^_^
満足度★★★★★
やっぱり
やっぱりめっちゃおもろかった!特に一本目のワイフゴーズオンは芝居の作りこみの段階を見せながらきちんとお芝居になっているところが良かったです。なんか稽古場に紛れ込んでしまった感じです。久々にお腹痛くなるほど笑わせていただきました。また関西へ来てください。
満足度★★★★★
最高でした!!
45分×2の二部構成!!あっという間の時間でした!!テンポがとても最高でした!!汗だくの姿も感動!!また関西に来てください!!
満足度★★★★★
大爆笑
先週も見てるのに、笑いどころは分かってるのに、
笑わせてしまうこの作品。
凄いです。
二本は笑わせるポイントは違うんだけど、
どっちもツボってしまいます。
メッチャ、面白かったです。
笑い疲れました。
満足度★★★★
スッキリ!
”七人の語らい”
観劇中、流される疑問を芝居の中で解決!その際のコメントも面白い!
これに気が付いた着眼点が素晴らしい!
”笑いの太字”
ややしつこい感じたが、見事に”落ち”ました。
何でもそうだが、攻めている時、勝った思った時ほどカウンターや油断でやられてしまう。気をつけねば・・・(笑)!
満足度★★★★★
シチュエーションコメディとはなんなのか?
アガリスクエンターテイメントは「屁理屈シチュエーションコメディ劇団」と自ら名乗っている
今回の公演は、その劇団のアイデンティティを遺憾なく発揮した公演だった
シチュエーションコメディに対する愛を恥ずかしげもなくさらけだした「七人の語らい」
三谷幸喜に対する愛憎を屁理屈で綴ったラブレター「笑の太字」
シチュエーションコメディとはなんなのか?
アガリスクエンターテイメントがその答えに一番近い劇団なのは間違いない
満足度★★★★★
衝撃!
「七人の語らい」はコメフェスで観たときより、この劇団の再演がいつもそうであるように一層面白くなっていたが、衝撃なのは「笑いの太字」!
パンフなどの紹介文では全く想像できない凄さだった!大好き!
やはりCチームしかないと思い、期待以上だったが、出来れば全チーム、もっと言えば8人の全組み合わせで観てみたい。
是非再演を。
満足度★★★★
攻めとる!
コメフェスでは、何が起きてるんだか?みたいな感じでしたが、やろうとしていることの全貌がくっきりと見えた感じがします。2本目の新作は、淺越岳人/塩原俊之だったんですが、最高のセットかも?そして、この時間帯は、マチネ・ソワレの間にもう1本観ようという、観劇玄人の皆さんがびっしり!それを考えてのセッッティングならなお素晴らしい!