満足度★★★
約90分
哲学的論議で幕開けして期待を煽っておきながら、結果として、人生に禍根を残す者たちによるとりとめのない独白集に終わっており、残念至極。
彼らの懺悔が重なり合って一つになり、さらに冒頭の哲学談議と響き合えば、見応えに富む劇になっていたかと思う。
満足度★★★★★
自分に置き換えてしまいました…
リストラされた中年、数値化を求められる教師、痴呆が始まった老人を中心とした話。観客の年齢も比較的高いように思われ、私と同じ気持ちで観劇しているのかなぁーと思いました。私も、今の日本の教育には、不満を感じており、日本経済の停滞の元凶は、個人のキャラクターの無さから来ているものと、感じています。社会を風刺した演劇を久しぶりに見て、考えさせられました。