虹とマーブル 公演情報 虹とマーブル」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-5件 / 5件中
  • 満足度★★★★

    昭和のラ・ボエーム。。。
    まあ、設定とか物語とかは全然違うんだけどね。。
    貧乏だけど豊かだった昭和から、そうじゃない昭和の終わりに向かってゆく物悲しさの雰囲気がなんかね。。そんでもって、なんともその時間が愛おしいというか。。

    ぼくもとさきこさんが居てくれるだけで、これは舞台なんだ。って再認識させてくれる貴重な存在。
    黒島結菜さんはテレビでも観たことあるけど、器用だしこれからもっと上手くなっていく感じ。
    小出恵介ほ存在感自体は良いのだけど、声質が微妙に舞台に向かないかなぁと思ったり。むしろ、木村了の方が舞台では映えてたように思う。。

  • 満足度★★★★

    ハングリーな時代
    確かにラストはこうなってしまうのかと・・・それがちょっとばかり残念!ハングリーでエネルギッシュな生き方をする主人公。登り詰めても「成り上がり者」の末路はこんな風に終わってしまうのかと、少しばかり残念な気がする。ともさかさんは映像より舞台の方がイキイキして、観ている側の期待をそそる。黒島さんも少女時代はナチュラルでいいのだが、その後を演じるには少々幼すぎる。おじ様三人のの役代わりはとても見事!弾けると上手い木村君、落ち着いた役のほうがしっくりする小出君、逆だったほうがと思わないでもない。高度成長期の日本の匂いを感じる作品だった。

  • 結菜ちゃん初舞台おめでとう
    休憩2回挟み、2時間40分だったけれどあっという間に終わってたな。しかし、チケット発売開始と同時に予約入れたのに三階の最後列って…。

  • 満足度★★★

    華やかだけど
    物語は面白いのに…。

    ネタバレBOX

    舞台美術が懲りすぎ??できれば場転休憩なしで通して観たかったです。2時間半に2回も休憩って…。なんかもったいない感じ。森崎事務所ということで間違いないと思っていたのに…。ともさかりえさんがとっても素敵な舞台俳優になっていました!!
  • 満足度★★★★

    成り上がり者の顛末
    ありがちと言えばありがちですが、そう来たかという感じでした。

    ネタバレBOX

    戦後闇社会と政財界に通じて興行の世界で成り上がったものの、興行界から暴力団が排除される時代となり陰りが見えたところで航空機導入に伴う贈収賄事件の現金運搬役を担わされ、事件発覚後トカゲの尻尾切りよろしく殺された鯨井紋次という男の波乱万丈な一代記。

    美空ひばりの地方興行、田中角栄、越山会の金庫番、ロッキード事件などを思い浮かべながら観ました。

    窓を開けたばかりに、アリバイ工作が成功したと喜んだ途端スナイパーに撃たれ、お気に入りの言葉、お金がなければ愛する時間もないというマリリン・モンローの台詞を聞きながら息絶えるシーン、ありがちと言えばありがちですが、ああこれがやりたかったのかと思わせる見せ場でした。

    ただ皮肉なことに、彼はお金があっても愛は買えない人生でした。

    チンピラから政治家、プロレスラー役まで色々やった玉置孝匡さん、どれも様になっていました。18歳の黒島結菜さんは魅力的でしたが、台詞回しは及第点にわずかに及ばないという感じでした。

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