ドリアン・グレイの肖像 公演情報 ドリアン・グレイの肖像」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.5
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  • 満足度★★

    最初の一言で
    舞台が始まって一番の最初の一言で“この程度?”と感じてしまった。この大きな舞台でメインを勤めるには主役の芝居が幼すぎる!その相手をしている徳山さんも今まで観た中では一番覇気がない。この話はもう少し小さい劇場のほうが表情が良く見て取れて見応えがあるのではないだろうか?舞台に無駄になってしまっているスペースがあまりにも多過ぎる。その他の出演者がせっかく良い演技をしてもメインで躓く感じがとれず、本音言えば1幕で帰ろうかと迷った。アヘン窟のシーンは雰囲気があってよかったが、全体としては演出もこれと言うところがない。1997年に宝塚で公演しているが、そのときの主役は紫吹淳。あれくらいの雰囲気と実力を持ってこその役だと思う。

  • 満足度★★★★★

    病んでる世界
    アヘンに酔ってトリップしてる淫靡なシーンの描写が印象的。

  • 満足度★★★

    肖像画でかっ!
    舞台中央に照明で変わる肖像画。前の方の席だと薄く見えているんですけど、でも印象的です。
    劇場の最初のシーンはすんなり入れました。

    ネタバレBOX

    個人的には、ドリアン・グレイの台詞回しが単調だったのか、阿片窟などにみられる演出、わたしにはあわなかったようです。
  • 満足度★★★★

    大阪・森ノ宮で,オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を観た。
    オスカー・ワイルドは,芸術家は美しいものを創造すれば良いという。

    また,批評家は,じゃあ何をやっているのでしょう。美しいものから受けた印象を,自分なりに伝えればいいのです。彼は,そこには,美しいものを美しいと認めるべきで,倫理もどうでもいいし,ましてや,何か立証しようとはしない方がいい。

    さらに,芸術の対象には,さまざまな意見はむしろあって良い。さほど役に立つようなものじゃないのが,芸術だが,作ったひとがほめられるのは,作品の出来が人々をおおいに感動させる場合だけなんじゃないだろうか。

    今回,大阪・森ノ宮で,オスカー・ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』を観た。

    美を失わないものに,誰だって嫉妬する。バジルが描いた絵が,いつまでも美しい。しかし,生きている人間は少しずつ老いて醜くなっていく。絵が,年おいていく,かわりに,生きている私はまったく老けないってことは理想だ。この風変わりな夢が,現実になって主人公は苦しんでいく。

    ピアノによる美しい演奏が何度かあった。巨大な肖像画を効果的にながめながら,劇は進行していく。出演者は,いずれも魅力的であった。演劇が終了して,スタンディング・オベーション。なかなか素晴らしい出来でびっくり。

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