満足度★★★★★
永遠の祝日・・・
爽快な気分で劇場を出ることが出来ないのがイキウメらしさ。と、私は思う。
今回も、1ヶ月以上経つのに色々なシーンが思い浮かび、考えさせられています。
満足度★★★★
現実って?
真実って何??時の流れに身を流せることが良い事なのですか?と問いかけられたような舞台でした。毎日が祝日になるかも(笑)客入れ時の音がこれから始まることの導入をしてくれていましたね。
満足度★★
もっと毒を効かせてほしいと欲が出る
前川さんのイキウメにしては、あまり意外性がないのが意外でした。
浜田さんが主役なのは、個人的に嬉しかったのですが…。
いつもの群像劇風な感じではなく、主要キャストが、浜田さんと安井さんのお二人というのは、構成的には新鮮でしたが、それが、逆に、前川風味を抑えてしまったように感じました。
部活のシーンが、長くて、単調なので、もちろん、その単調さが、テーマだったのだろうとは思いつつ、眠くなりました。
満足度★★★★
ハマると妙に癖になる話。
話の掴み所がよくわからず、冒頭からしばらくは頭上に盛大な「?」が浮かび上がるも、「?」の先端から見えてきた、集団と個人の関わりが現実社会と無縁とは思えない摩訶不思議な世界、というか。
これまでの世界観とは違う、話がギュッと詰まったような舞台だった。
最初のセリフ運びがハイバイみたいだなとも思ったが。
いつも通り、舞台の小道具や衣装もシンプルで綺麗。
あの動きは新しい体操として授業に導入すべきw
約100分。
満足度★★★★★
イキウメさんらしい思想劇
イキウメさんの新作『新しい祝日』(休憩なしの100分)2日目ソワレの舞台を、雨上がりの東京芸術劇場シアターイーストで観劇。イキウメさんは、5月のシアタートラム『関数ドミノ』以来、シアターイーストで観劇は7月以来です。前川さんの脚本は通常の演劇的物語世界の固定観念を壊して、一種の空想世界、思想世界に観客を導きますが、本作も一種のエンターテイメント性十分(主演の浜田さんが、安井さん演じる友人?に終始振り回されるのが楽しかったです。)の思想劇というふうに理解しました。劇団としてのイキウメさんの特徴は、役者さん達の演技の確かさと、チームワークの良さで、作演出の前川さんの無茶ぶりな脚本と演出に応え、素敵な舞台を立ち上げるところですが、本作でもそれが遺憾なく発揮されており、さすがイキウメさんという舞台でした。終演後にパンフレットを読んだ際に、役者さん達の役名が固有名詞でなく、一般名詞が使われていて、それが劇の役の行動発言と実に対応しており、中々面白かったです。