満足度★★★★★
国際共同製作のひとつの理想
昨年の私的小劇場ベスト3だったソン・ギウン脚本・演出協力、多田淳之介演出の「가모메 カルメギ」が日本初上陸。国際共同製作のひとつの理想を実現してみせた。
※以下より転載。
http://www.wonderlands.jp/lookback/lb2014/4/
満足度★★★★★
共作の理想的な在り方!
素晴らしい日韓共作の在り方。その良さが作品の質にも現れている。
またソン・ギウン、多田淳之介両氏の個の共作という意味でも絶妙の作品だった。
コラボレーションとか、〇〇合作、〇〇共作という作品は多々あれど、その試みの意義がこれほどまでに有効に機能している作品を私は他に見たことがない。
素晴らしかった。
満足度★★★
演出効果
作品は、1930年代の日帝朝鮮に翻案。
かもめの配役を確認しながら、背景も探りながら観させていただきました。
出ハケの法則にて舞台を広く使用し、そのラインにのらない部分は取り残されたという印象を残します。
日本語、韓国語が混在するのは、時代背景を意識してかと思います。
字幕もスムーズなので問題はないです。
爆音は、必要な音だと理解していると、突然冬ソナが(笑)です。
満足度★★★★★
パワーに溢れた舞台
チェーホフの「かもめ」を日帝時代の朝鮮に置き換えたこの舞台は、日帝時代の朝鮮の状況が原作を軋ませてエネルギーを発し、そこに困難な上演を実現させる熱情が加わって、パワーに溢れた舞台だった。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。