満足度★★★★
再再演希望
海外の戯曲でクリスマスの日の話なので
宗教や日常的に馴染みのないことだったりしましたが
全くわからないことはなく
想像しながら観ました。
オリジナルキャストでの再演ということで
面子を見るとすごい。
見るとこ多すぎて大変でした。
舞台のあちこちで皆さんが何かやってらっしゃって!
いぶし銀というよりやりたい放題のやんちゃ坊主のようでした。
海外戯曲の美術がとても好きで
それを見てるだけでも飽きないくらい。
笑ったり、哀しかったり、怖かったり、
色んな感情に動かされた時間でした。
もう少しその地のことや、風習みたいなものを
知識として頭にあればもっと楽しめただろうなと自分に残念です。
再再演を待ちます。
満足度★★★★
5人の男芝居!
5年前が初演で、今回再演は、吉田さんが55歳で、ほかの方々は60歳超えです。がちの男芝居観させていただきました。
リチャードとアイヴァンの飲酒シーンが多くシャーキーが世話をしているので気づかないのですが、実はシャーキーはアルコール依存症で傷害事件を起こすほどであることが終盤明るみに。
禁酒していたのに、ロックハートの身体を借りた悪魔のささやきから、強い酒を飲んで人格が変わってしまいます。そして、過去を後悔します。
細かい笑いをいれながら、ラストはじんわり、させられました。
満足度★★★★★
役者の素晴らしい演技につきるかな。。
会場に入った瞬間、休憩1回3時間弱の舞台。
あちゃ~、こりゃ長いなぁ・・・と思ったものの。。
あまり馴染みのなかったアイルランドの劇作家の舞台を、演出家さんが上手く料理して、役者さんの演技が地に足がついたものとして、この舞台を観客へきちんと届けてくれたというか・・・ほんと楽しい充実した時間でした。
時々見え隠れする些細な伏線を最後しっかり拾ってくれたので、ヘビーな内容ではあるものの、後味も良かったです。。。
満足度★★★
軽そうにみえるが・・
感想でも「笑える」というのが多いけど、私はかなり心に重たいモノを抱えてしまいました。
よくできた翻訳劇で、最高のキャスト、スタッフです、文句のつけようもありませんが、このアイルランドの戯曲はけっしてダメンズのクリスマスキャロルなんかじゃない・・
自虐的なアイリッシュ魂の産物に思えてならなかった。
少数派のぼやきにすぎませんが・・
満足度★★★★★
孤独な「海をゆく者」は、どこへ漂っていくのか
酒と煙草とポーカーと、クリスマス。
酒浸りのむさ苦しい男たちの物語。
完全なるネタバレなので、これからこの舞台を観る人、あるいはもしかしたら再々演もあるかもしれないので、それを観ようと思っている人は、読まないほうがいいと思う。
満足度★★★★★
お見事でした
流石に百戦錬磨の皆様、深さと言うか、重厚感が凄いな
話しはそんなにスリリングじゃないけど、ただ観ているだけで、
ワクワクする
先入観無しにケラケラしてれば、満足なお芝居でした
それにしても、このキャスティング、面白いなあ
満足度★★★★
God bless you!
5年ぶり、呑んだくれオジ様達の芸達者ぶりを堪能。
初演と比べ、ロビーに溢れる花の量や客席の反応の大きさ、その当時は他公演と抱き合わせ販売やリピーター販売やアフタートークもあったが、今回はそれらを開催しなくても劇場が埋まる公演になった事が感慨深かった。
その当時も凄い役者さんたちなのに、年輪を加えた盤石さがさらにパワーアップしたような舞台だった。
いい歳したおっさん達と素性もよくわからない訪問者が、目が不自由で暴れん坊な兄とそんな兄を面倒みている保守的な弟が暮らしている雑然とした部屋で、酒呑んで賭けポーカーして怒鳴りあったりしてたら、いつの間にか夜が明けている、だめんずオジさん達と贅沢な気分で過ごす、一足早いクリスマス時間でした。面白かった。
カテコ3回。約3時間(休憩15分込み)