満足度★★★★
大塩平八郎…
“のらん”、だそうだ。シャレたタイトルから推察できるように、ポップ調の楽しい演出である。30人の男優だけの歴史群像劇…時代は江戸・天保8年のこと。当時の大飢饉に際して庶民の側に立った大塩平八郎、その名は日本史教科書に必ず出てくる。
さて、本公演の平八郎はどちらかといえばカッコ悪いが、どこか愛嬌のある人間くさい描かれ方である。時代背景や“乱”を詳細に描くわけでもなく、さりとて人間性を深堀することもない。また、時代劇にある殺陣もない。しかし、しっかり2時間30分程観(魅)せてくれる。娯楽時代劇に徹底した制作だから、歌やダンスをふんだんに取り入れたエンターテイメント作品に仕上がっている。
フライヤーの「実話を元に描くアラフォー全力投球のヒストリック・コメディ!」はウソではない。
満足度★★★
みっしり
30人がずっと舞台にいても控えているのでごちゃっとはならず、全員でのダンスは舞台狭しみっしり男だけ!なのが観ていて楽しかったです。
お笑いがいっぱいなのは楽しくて、人数が多いのもまとまっての動きが大きくて、緩急をつけた流れは前説でおっしゃっていた「舞台初めてでもリラックスして楽しんでいってください」にはとても合致した内容でした。
満足度★★★★
密度!
ABCホールの舞台はけして大きくない。前半はそこに33人、それも男性ばかり。しかも、ほとんど全員がずっと舞台にいる。
正直、それだけでも見応えがありました。
よく拝見する役者さんたちは少しの台詞でもお上手なのがわかります。
三人芝居になるとちょっとぐだぐだな空気になってしまったのですが、本来そういうお芝居をされているのかなというのは中之島春の文化祭で拝見していたのでそこまで気にならず。
とにかく、史実をもとにした楽しいエンタメ芝居という感じで、満足度が高かったです。
劇中歌がなかなかやっつけな感じのものだったのですが何故か耳に残る素敵なものでした笑。ただの火事やない♪
満足度★★★★★
もっと観たかった!
初日以外の4公演拝見しました。難しい歴史時代劇かと思いきや…約2時間笑いっぱなしwww 突然始まる歌とダンス!33人の男性が踊る度に客席が揺れてましたw 魅力的な役者陣に加え飽きさせない演出と会場の一体感。とても楽しませてもらいました。東京公演では更に人数が増えるとの事で…行けないのが悔やまれます。前田耕陽さんの芸能30周年記念の舞台。皆様と「おめでとう」言えて良かったです。ラストはしっかり泣かされました。素敵な舞台をありがとうございました!
満足度★★★★
揺れた(笑)
初日と今日の2公演、観に行ってきました。
男だらけ33人が、歌って踊ってわちゃわちゃして、そしてホロリとくる。
男気・・・というより、男たちの真剣に茶目っ気溢れる、楽しい舞台でした^^
男33人が舞台上にいても、乱雑にならずとても観易い印象で、名前くらいしか知らない「大塩平八郎の乱」でしたが、わかりやすく伝わってきたと思います。
とりあえず、笑いすぎて途中でほっぺが痛くなった舞台(笑)
笑いとシリアスのメリハリが絶妙で、すごく楽しかったです!
男33人が踊ると、あんなに振動が伝わってくるんだな~と(笑)
観る度にボルテージの上がっていく暑苦しくおもしろい舞台でした。
千秋楽観に行けないのが残念です。
前田耕陽さん、芸能生活30周年!
おめでとうございます!!!