協走組曲 -TOUR- 公演情報 協走組曲 -TOUR-」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★★★

    よかったです。
    よかったです。

    ネタバレBOX

    冒頭の闇の中での、かなでの「トントン」という声。あの声がとても魅力的でした。あの声で、物語に一気に引き込まれました。真っ暗なので、どんな人物が、「トントン」って言っているんだろう?と興味が高まり、明るくなったときは、かなでから目が離せませんでした。

    かなでを演じている方の声が魅力的だから出来ることかとは存じますが、冒頭の演出はものすごくうまい、効果的だな、と感じました。

    とんだりはねたり、時々セリフが聞き取れない元気はいいけど滑舌よくない感じがあったりしても、かなでがブレないので、安心して観続けることが出来ていた気がします。

    そんな中、出て来たかなでのおとうさん。かなでのおとうさんは、犯罪者でした。そうしてかなでの「私は幸せに生きたことなんてない」というセリフが心に突き刺さりました。かなでは必死に元気に走っていたので、彼女が「幸せじゃない」なんて、思ってもみませんでしたから。

    そうなんだ。かなでちゃん、幸せじゃないんだ、とショックを受けました。

    その後、何回か繰り返されるかなでのお父さんの「わし、学がないから・・」の下り。たしか3回目で泣きました。というか泣かされました。非常に巧妙と申しますか、いえ、素晴らしいーまさに演出、これこそ演劇だと思います。

    私自身が、ときどき「私って幸せに生きてない(実際はそんなことなくて、ただちょっとしたことにいちいちむかついて、自分で自分を不幸にしているだけ)」と思っていたので、かなでの「走ることは過去の自分を捨てて(?)前に進むことや!」には、非常に感銘を受けました。あのセリフを聴いたとき、過去に起こった、ずっとわだかまっていたことが、頭の中からスパン、って無くなりました。頭の中がスッキリして非常に気持ちよかった瞬間です。

    とにかく愉しい劇でした。かなでを演じた方の声はとにかく魅力的でした。演者の中で、アミジロウさんLOVEでした。
  • 満足度★★★★

    また変化を遂げた
    初めての大舞台での協走組曲。
    登場人物数がごくごく少ない作品ながら、役者は固定されておらず。
    幾通りもの配役が存在する。
    今回の配役で一番いつもと違う感を覚えたのは、わたしの中ではハジメで固定されていた白井さんがミライだったということでしたが。
    そこはそれ、怪優っぷりをいかんなく発揮されておられました。

    登場人物が少ない、ゆえにあの大きな舞台を、しかも素舞台ででカバーしきるのはなかなか難しそうで。
    もういっそのこと、端から端まで使うよりも中央寄りでやってもよかったかも。
    それでもあれだけ走り回って、尚且つ息切れすることも芝居がブレることもなくやりきれるのは、さすがタイガー魂!

    今回はツアー、長崎と2都市公演。
    願わくば・・・・長崎までついてゆきたかったですっ。

  • 満足度★★★★★

    真っ白マラソンのウエアーが心の様
     60分で、濃いお芝居です、カナデの白いマラソンのウエアーがカナデの真っ白な心の様に見える。 前回 観切れて無かった、コーチが父に言った“騙されているんや!!”を指した事と、盲目のカナデを取り巻く人たちの、チヤホヤ オリンピックで勝てるよ や ゴミオの“カナデの事を思って”の言葉とが、同じに感じた、最後の走るカナデと彼氏 後ろを父 が、生きる事と同じに観えた。 面白かった 名作です。

    ネタバレBOX

     物語は、同じ、 父ハジメは、昔マラソンのオリンピック選考レースで、八百長 金をもらう 娘のカナデに七五三にきれいな服を着せたかったから、 八百長がばれて、離婚 娘のカナデに10m以内に近ずいてはいけない、娘もマラソンをする。出来る事は沿道で伴走をしてペースを作って協力する、いつでも脚が止まらない親子、 いわきサンシャインマラソン 名古屋シティマラソン 横浜国際女子マラソン いつもあの音が有った、カナデはバイクの事故で目を悪くして それでも走ろうとする。

     コーチは父を見つける走って給食を届ける カナデの父“ワシがおらんと、みんなが困る ありがとうと 言ってくれる 必要とされている わし学が無い 上手くしゃべれない でも皆は、必要と言ってくれる” コーチ:“騙されているんや!!”
    今回 私の中で この言葉が、ずっとの残った。

    父は名前を変えて伴走に、10mが50㎝に近ずいた、 カナデは大阪マラソンを目指す 実は世間からは、忘れられている、 ゴミの様な男ゴミオ 実は 関西スポーツの はやみはじめ 寿引退の記事を書く、載ったのはエロとパチンコの間 激太り もう一度大阪マラソンへゲストエントリー結婚式の日、こんどは自分で走る。

    しかし時間切れ 父ハジメとカナデは、走る 彼も走っている父はカナデの手を彼にかける、
    カナデと彼の心が通じ合った。今までの騙している心ではなく、父は、舞台下手後ろで走っている喜びながらカナデのサングラスをかけて。

     60分で、濃いお芝居です、カナデの白いマラソンのウエアーがカナデの真っ白な心の様に見える。 前回 観切れて無かった、コーチが父に言った“騙されているんや!!”を指した事と、盲目のカナデを取り巻く人たちの、チヤホヤ オリンピックで勝てるよ や ゴミオの“カナデの事を思って”の言葉とが、同じに感じた、最後の走るカナデと彼氏 後ろを父 が、生きる事と同じに観えた。 面白かった 名作です。
  • 満足度★★★★★

    真冬であることを忘れる暑い熱い舞台
    自分が出演予定の共演者の方が所属されているステージタイガーさん。
    今回初めて鑑賞させていただきました。

    とにかく熱い!きっと舞台上はもっともっと暑いのでしょう。

    前日にHPを拝見していましたが、パワフルさは想像以上でした。

    その皆さんのスタミナにあんぐり、ストーリーにほろり。
    出演者全員が個性的で、素敵でした。

    元気ない時にはステージタイガー!
    パワーもらえます!!ありがとうございました!!

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