野良猫の首輪 公演情報 野良猫の首輪」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.6
1-6件 / 6件中
  • sons wo:「野良猫の首輪」
    sons wo:を初めて拝見しました。

    ネタバレBOX

    友人2名はとても気に入っていたが、私の好みでは無い作品でした。

    でも、
    サイモン&ガーファンクルの「Bridge Over Troubled Water (邦題:明日に架ける橋)」を、こんなに美しく聞いたのは初めてだ。

    この先、どんな作品を生み出していくのか、気になります。
  • 満足度★★★★

    sons wo:「野良猫の首輪」観ました
     カゲヤマ気象台さん、パズル星団「短篇集 サランツェツェグ」で共演した芋さん(静岡・浜松市出身)の後輩だそうです(驚)
     京都造形芸術大で杉原邦生クラス「転校生」を観た後、京阪本線で移動。芸術創造館の最寄り駅へほぼ直通♪


     好きか嫌いか聞かれたら「好き」だけど、面白いか否かを問われたら言葉に詰まる。。。

     人形劇かゲームのNPCのような、強い意志を感じさせない動き。
     脳内電流のような、即物的で修飾されない台詞・発語・やり取り。


     チェルフィッチュを連想するも、よりプリミティブで抽象的な印象。
     子供の落書きのような風景。
     脳内世界(夢、白昼夢、妄想、既視感)の不気味な手触りを全身を使って掻き分けるような、不安な感覚。


     「転校生」もそうだったけど、こちらも、本来の舞台と逆転して演技スペースになった階段客席が、私たちの物理と一線を引いた別世界として当然のように存在。

     舞台上の観客席周辺に展示された、現代美術作家の作品も、コンセプトが哲学的で興味深い(芝居で使われなかったのが残念)



     じつはいまだに、何だかよく分からないけれど、世界を探る様々な手法の可能性を感じさせる、観た意義のある作品でした。

  • 満足度★★★★★

    野良猫の首輪
    私の好みにはまりました。とてもよかったです。一つ一つはいびつに狙っているように感じてしまいますが、それが重なると!!!になりました。驚きました。そんな感じの作品が好きな方にお勧めします。言葉の決定力を感じました。

  • 満足度★★★★

    曖昧さの確かさ
    入場して、客席スペースのどこで観るかを迷う。
    置かれているものを眺める。
    字幕の言葉を読み続ける。

    開演すると、最初はその捉えどころのなさに戸惑うのですが・・・、
    ルーズに組みあがった世界には、
    過去から未来にいたるまでの俯瞰があって、
    その中にある今のあいまいさが、確かな質感と共に切り出されてきました。

    ネタバレBOX

    正直に言って、役者たちの身体からやってきたものが、
    すぐには腑に落ちにくかったです。
    物語のエッジのなさというか、枠組みの曖昧さにも
    当惑した。

    でも、物語が歩み、父母の時代の歌や
    その時代の記憶が差し込まれると、
    やがて「今」も夢との端境の、ふわっとした現実感のなかに
    確かな不確かさとともに浮かび上がってくるのです。

    そして、そこにはさらなる時代の連鎖の感覚までもが訪れて・・・。

    だからこそ、開演前に観たオブジェと、その連鎖までも消滅させてしまう
    爆弾の存在が重なった時、
    その不確かさのコアのような部分が醸し出す
    危さに心を奪われました。

    作品として、非常にしたたかな構造を感じる。
    また、支える役者たちにも、独特で献身的な
    身体の表現があって・・・。

    見入ってしまいました。

  • 満足度★★★★

    親しみを感じる
    一見前衛的で、でも親近感を感じる。どことなく舞踏のような、歌舞伎のような。このユニットは一度見たら忘れない。

  • 満足度

    字幕
    あの英語はわざと?

    ネタバレBOX

    開始3分でこのセリフ形態、セリフまわし、ジェスチャーが80分続くとつらいなあ、と思ったらそうなってしまった。

    英語もそれに合わせたのか、えらくひどい英語だった。

    気持ち的には、一部で終わって欲しかった。

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