満足度★
ムムッ
この書き込みが四か月遅れなのを目をつむってもらうとして、『内容を思い出せない』という点が大きいです。つまり、印象に残ってないということで、軽く忘れた存在でもあるわけで。次回行く機会自体があることを期待してます。
満足度★★★★★
「好き」を再認識
今更の感想で申し訳ないです。
「無差別」を観た時に感じた、
無機質なのに有機的で、
具体的なのにぼんやりとしかつかめなくて、
関連性のない言葉遊びのように見えてそうではない、
そんな、
観る人間が五感全部を使って感じとろうとしないと
逃げていってしまいそうな世界をもう一度味わいたくて、
そこに篠井さんが入られることでどんな科学反応が現れるのかが楽しみで、
観に行きました。
そして「私はこの空間が好きだ」ということを再認識できました。
演じている人の外観・性別・年齢。
そんなものは関係なく、
表情さえもさほど関係なく、
空間、動作、声、光。
そういうものが、その場、その場を構築していく。
この空間が私には心地よく感じられます。
満足度★★★★
濃密
色んな企画公演のある柿喰う客。
その中にひとつの流れとして、愉快犯→無差別→世迷言になるのかな。
公演を重ねる毎に、どんどん、どんどん、空気が濃度を増してゆく。
息をのむのもためらう緊張感のある観劇空間。
悪くない、むしろ心地良くもあるけれども、張り詰め過ぎで、愉快犯くらいな感覚も少し恋しくもある。
とかく一瞬一瞬の役者から発せられる熱量、うねる固まりが、ものすごい。
物語だけを追っていては楽しめない、役者、そこにいる人間そのものを味わうことが、柿喰う客の醍醐味だと思っています。
一人一人が、あの広いブリーゼで存在感を発揮する中。
今回の大物ゲスト篠井英介さんの妖艶さはやはり凄く、飲み込まれました。
満足度★★★★
凄いのは凄い
篠井英介氏を迎え、演出も構成も重厚かつ壮麗で柿喰う客の特性を補って余りある作品だったと思います。
いよいよ一つ上のステージに昇ったのかなと思わせる舞台でした。が・・・
満足度★★★★
圧倒的な緊張感
柿が成功しているのは圧倒的な緊張感の演出だ。
どの公演でもそうなのだが、
オープニングから話しに入るところの絶対領域は、
他の劇団では真似が出来ないほどの緊張感だ。
僕の大好きなブランキージェットシティ(浅井健一)の歌詞の中で、
「この美しくて細いワイヤーが切れるまで」
とあるのだが、
この劇団のオープニングはまさにその通りで圧巻である!
僕は正直、能や狂言回しや歌舞伎など観たコトがない。
しかしそれらを中屋敷さんは一旦、呑み込んでから発信している。
そのプットアウトの表現が演劇であるのだが、
そうした提示の仕方が素敵なのだ。
だからこの芝居で観る柿は、僕が持つイメージのものではない。
新しい。
常に挑戦者なのだろう。
潔さとまた、覚悟を感じる逸品であった!
満足度★★★★
☆★じっくり重々しく魅せる物語★☆
舞台はいたってシンプル
中屋敷さんの刺激的な演出は健在!
柿の役者さんは相変わらず力強いキレキレの演技!
客演の皆さんの演技もハマってました
そしてゲストの篠井英介さんが醸し出す独特な雰囲気!
昔話なのに皆さんスーツ
男役を演じる七味さん
鬼役の渋井さんなど
鉄の籠を赤ん坊などに見せたり
キャスティングや衣装など挑戦的な表現が盛り込まれています
今まで見てきた程の派手さはなく
能楽を意識した様な言葉口調で少し重々しく展開される
それは少し残酷で切ない竹取物語…
柿喰う客を初めて見る人には少し物足りないかも?と思える作品
しかし雰囲気や世界観は圧倒する力を感じます
ブリーゼという大きな舞台でも存在感を魅せるあたりは流石ですね♪
多くのお客さんが見に来ている事が柿好きには嬉しい限り
これでお芝居の裾野が広がってくれればいあなぁと思います
柿喰う客はをそれをできる劇団ではないでしょうか⁈
これからも中屋敷さんの演出は目が離せません!
☆印象に残った役者さん
猿役で存在感ある演技が印象的だった橋本淳さん
若いのにいい雰囲気がありました!
☆印象的なシーン
拍手をするタイミングを惑わせるラスト!
そしてなんと言っても役者力!
満足度★★★★
想像力が必要
東京で本痴気→乱痴気とマチソワで観て大阪3公演観ました。
まず1度目を観た時は少し物足りなく感じました。
テーマが前回の「無差別」と被る部分もあり、イメージも似ていることから新鮮さに欠けていると思いました。
今から思うと1度目はストーリーを追うことばかりで
頭がついていってなかったのかなと思います。
自分の感情が揺さぶられるというかそこまで達してなく
ポカンとしてたんだと思います。
大阪で改めて観て会場の雰囲気も本多とは違いブラックボックスで
よりあの世界に入り込めたしより集中出来た気がします。
そして漸くそれぞれの心の奥の思いも自分で感じたり、想像したりして
作品を楽しめたような思いです。
満足度★★★★
柿喰う客に、現代の女形俳優の篠井英介さん出演!さすがの演技です。
何と柿喰う客に篠井英介さん出演!ホントは怖い昔話。
内容は昔話「かぐや姫」がベース。
おじいさんは本当に竹の中から赤ん坊を見つけ出したのか?
お話では、その証人はいない…。
祭り、踊りなど日本古来の伝統と、人間、猿、鬼の愛憎が
交錯する中屋敷法仁の脚本。
それに現代風の衣装がカッコイイ。
そして何と、柿喰う客に、現代の女形俳優の篠井英介さん出演!
独特の雰囲気を醸し出しておられました。
満足度★★★
アフタートークは残念ながら聞けず
見たことないけど歌舞伎や能ってこんな感じなのでしょうか。
柿を初めて見たのは『愉快犯』で、その時は自分好みと感じたのですが、どうも自分との相性はイマイチだったのだとようやく気付いた。カッコいい芝居だとは思うのですが。
満足度★★★★★
人間離れ
どきどきしました。演劇って素晴らしいな、上手い役者さんの技術や華は一般人とは全く違うなと実感させられる公演でした。ここまで圧倒的に非日常をつかみ出されると、もう酔うしか無いです。生々しさは少し苦手な面もありましたが、照明音響演技の総合点が高い!柿喰う客一気にファンになりました。
満足度★★
やっぱ苦手でした
柿喰う客のお芝居は2度目。
1度目で、苦手だと思ってもう行っていなかったけど、
篠井さんが出るということで、今回行ってみましたが、
やっぱり苦手でした。
まさに、御伽草子で、
なのに、衣装は全然古典でもなんでもなく、なのにそれがオシャレ。
舞台も、無駄がなくスッキリ、
役者陣も、期待した座組だっただけあって、観応えあるものでした。
面白くなかったということではないです。
私が、苦手、ということ。
満足度★★★★
本公演はやっぱり違う
密度の高い劇空間。重々しくて古典の趣きがありながらライティングは煌びやか、衣装もスーツと現代的。日本の能・狂言のイメージにシェイクスピア劇や現代劇が混ざる古今東西折衷の中屋敷の世界観が深い。本公演はやっぱり違う。
満足度★★★★★
篠井英介さん流石です
篠井さんがどうマッチングしてくるのか楽しみでいましたが危うさと不気味さと流石としかいいようがないです。上演時間も適度でその中で濃密に伝えたいことが込められていて大満足でした。
満足度★★★★★
うつろ、それでいてソリッド
いい意味で違和感と落ち着きの無さが漂う怪しげな舞台。やっぱり篠井英介さんが不気味さで抜きん出ていましたねえ。あとゴシック調の鉢嶺杏奈さんが可愛かったです。
満足度★★★★
今頃ですいません、凄かったです。
独特なセットに所作。
役者さんの上手さで古の物語を複数(多数?)絡めて
欲と情と儚さと色々感じながらまた90分でまとめあげていました。
凄いですよね、満員だったし。
篠井さんがピッタリで満足です。
でも、無差別のようなグサッと来るものがなかった分残り1コです。