満足度★★★★
とても楽しい井手茂大振付のダンス
ダンスで日常生活を描くこのステージは、手数が多くて多彩なのにフレキシブルでファッショナブルでダイナミックで、顔がほころんで笑い声まで発してしまうほど楽しくエキサイトさせてくれるダンス公演だった。
詳細は、演劇感想サイト「福岡演劇の今」 http://f-e-now.ciao.jp/ に書いています。
満足度★★★★
畳の上で繰り広げられる人間模様
それぞれにキャラクターが割り振られた7人が時にはスタイリッシュ、時にはコミカルに踊る作品で、特に具体的な物語があるわけではないものの、人間関係の様々な状況が描かれていて楽しかったです。
木造住宅の骨組みで囲われ、床には24枚の畳が敷かれた空間に、上手奥には2人掛け椅子、下手奥には和箪笥、中央に畳1枚サイズの座卓が置かれ、上空には和風のシーリングライトが吊された中で展開しました。
ノンストップで続くテクノに乗せてダンサー達が様々な組み合わせで踊るパート、蝉や雉鳩の鳴き声が響く中で、ある行為をしようとする人とそれを阻止しようとする人の攻防が描かれるパート、天井から沢山の照明が降りてきて壮大な音楽に乗せてスタイリッシュに踊るパートと、大きく3つのパートに分かれた構成でした(タイトルの3つの単語に対応している訳ではなさそうでした)。
冒頭は暗闇の中をランダムに点滅する照明の下で2人が絡み合う様な動きをして先鋭的な印象がありましたが、以降はいつものイデビアンの雰囲気で楽しかったです。ユニゾンやいくつかのグループに分かれて踊る振付のダイナミックさと脱力感の対比が鮮やかで印象的でした。
ユニークなダンスが魅力的なのは勿論のこと、箪笥の引き出しを引っ張り出して階段状にし、上に登ってラテン歌謡曲を熱唱したり、ステージの前をジョギングする人が横切ったりといった馬鹿馬鹿しい演出もシュールで良かったです。
満足度★★★★★
お見事
上演時間65分。複数の動きが同時に行われ交響的、この振り付けは大好き。コミカルで楽しい場面もあるが、醍醐味はダンスの連鎖で目が離せなかった。自由席なので全体が見える場所がよい。当日券が最前の桟敷なのは賛否両論だろう。
満足度★★★★
スッキリしました。
選曲・照明がよく、出はけも計算されていてダンスにも引きつけられました。
後半にユーモアのある構成が入り、そしてラストへのフォーメイション。