アンドロイド版『三人姉妹』 公演情報 アンドロイド版『三人姉妹』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.1
1-8件 / 8件中
  • 満足度★★★★

    なかなか良かった
    ロボットもアンドロイドも、手の上げ下げや首を傾げる仕草等、動きもスムーズで、まるで感情を持っているかのようで、技術の進歩に驚きつつ、物語の世界に、きちんと生きていたと思いました。
    空気を読めないのは、ロボットに限らず、人間にもいるのですが、ロボット達の得手不得手等の感じを上手く活かしていたと思うので、作品としての魅力を感じました。

    役者さん方は、さすがの青年団と思いました。

  • 満足度★★★★

    初アンドロイド
    アンドロイドの女性やロボミーが出てくるたびに我にかえってしまい物語に入り込めなかった。アンドロイド演劇の段階的作品ということでこれからの進歩に期待を込めて。

  • 満足度★★★★★

    面白い
    演劇にロボットが出てきても、全く違和感は無いのだと思った。
    ロボットの人間性と人間のロボット性?について考えさせられる。
    さすがの出来栄え。

  • 満足度★★★★★

    さびしさ
    大切なものが過ぎ去ってしまった世界で私たちはどうやって生きていくのだろう。感情がないはずのロボットやアンドロイドに、いつしか観客が感情を見出だしてしまった時に、不完全にしか生きられない人間の圧倒的な寂しさが浮かび上がる。一度見るだけじゃもの足りない。何度も見て味わいたい傑作。でも、こうしてロボットが高性能になっていけばいくほど、役者さんの立場も危ぶまれたりして…。公開中の映画「演劇1・2」と合わせて見るとより味わい深いです。

  • 満足度★★★

    アンドロイド版『三人姉妹』
    ロボットやアンドロイドが登場して演劇の作為性が露出するのがまず面白い。本音暴露合戦もこれまでの平田さんの戯曲より過激な気が。破廉恥度高く(笑)可笑しかった。チェーホフの「三人姉妹」と比べつつ観るのも楽しい。音楽がないのも好き。上演時間や約1時間45分。

    ネタバレBOX

    三女のアンドロイドと、三女が並んで登場したのがすごく面白かった。破壊力大。
  • 満足度★★★★★

    ちょっとトラブル?もあったようだけど・・
    自分も最初出たときは『をっ!?』
    と思ったけど、すぐ慣れてしまった。

    アンドロイドが有りか無しかと言われたら、
    別にあっても特に違和感は無かった(登場することに対して)し、
    逆に非常に巧く、考えられて使っていたように思う。

    ジエン社×アシモフな三人姉妹?

    これでもっと人間じみてくれば、人手が足りない地方の劇団なんかにはありがたいんでないかと思ったり。

    ネタバレBOX

    それにしても風変りな登場人物ばかりだった。

    ロボットの方が逆に人間臭く感じるくらいだったけど、
    どうもそれが作者たちの狙いなんではないのかと、
    最後のほうで思った。

    それと、断片的ではあるのだけど、
    暗く描かれている未来の社会情勢がなかなか見応えがあるようにも思った。

    今現在は、無人のステルス戦闘機など、
    戦争の無人化が進みつつあるようにも思われたりもするのだけど、
    教師までロボットがやるようになる未来では、
    就職先が軍隊くらいしか無いようにも見えた描写は
    なかなか面白いとも思ったり。

    ・・そうだよな、SFじゃないけど、
    なんでもロボットが出来るようになったら、
    戦争までロボットに任せたてたら
    いつ寝首をかかれるか分からないから、
    最後に人間に残された仕事の聖域は戦争だけなのかもしれないな、
    とも、ふと思ったり。

    ロボットはお互いを壊し合わず、
    人間だけが、人口調整のためとか金持ちの娯楽のため、
    洗脳され、憎しみ合わされて、お互いに殺し合う未来・・・とか?
  • 満足度★★

    単なる実験演劇だった110分
    ひとつの家族と仲間たちの会話劇にアンドロイドとロポット(ロポピーR3)も加えての内容。成否にかかわらず、人間(役者)にロボットとアンドロイドが共演するというのはかなりむずかしかったし、今後もやっていけるのかを不安を残しつつ、単なる実験演劇だった110分でした。

  • 満足度★★★★★

    自然な存在
    終演時刻21:20。アンドロイドの出演がなかったとしても、良い作品。残った者同士の微妙な雰囲気等の平田作品の味わいを楽しんだ。アンドロイドの自然な溶け込み方が絶妙。研究と実用が接点を持つという実験的でありながら、立派に作品となっている。

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