おたる鳥をよぶ準備 公演情報 おたる鳥をよぶ準備」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.7
1-7件 / 7件中
  • 満足度★★★★★

    黒田ワンダーランド
    BATIK「おたる鳥をよぶ準備」を観る。
    いつもながらの過剰なリフレイン。永遠とも思えるリリカルに子供じみた黒田ワンダーランド。
    第二部の黒田ソロを観て気付く。ああ、第一部は、黒田の脳内のカオスなのか、と。その昇華した結果としての第二部なのか。

  • 水と木と土と空と
    生や死に対する物凄く強い執着パワーを感じて、おいおいどこからそれは来るんだと怯える。
    一瞬一瞬の「かけがえのなさ」みたいなものをなんとか体で切り取り発しようとすると
    自然と死に目を向かざるを得なくなるのかもと思い、
    老いて死に進んで行く体を、なんとか停止させようと、永遠の生を感じようと、
    でも決して停止はできないから、力強く停止しながら生きよう、死にむかって攻撃的に停止しながら生きよう。

    みたいなものを感じた。

    人はどこまで切実になれるのだろうかと、いま自分のまとっているものが全て必要ないんじゃないかと、心がゆっくり落ちていった。


    子供が地団駄を踏んでいるように表現していて、みんなで一斉に変顔したりとか、ドキッとする。
    あんなに切実な変顔を見たことない。

    ネタバレBOX

    「あ!流れ星!あなたの夢を叶えてあげましょう!あたし、ダンサーになるの!」
    が好き過ぎて、そのリフレインのシーンだけで観て良かった、物凄くすき。

    「あ!流れ星!あーーーなたの夢をかーーーなえてあげましょーーう!あたし、ダンサーになるのーーー!」
    「あたしも!」
    「あたしダンサーになるの」

    すきすぎる。
    かわいすぎるしうわああああああてなるかわいうわあ。
    かわいいかわいいかわいいかわいい!!!!!!!!!
    みんなよしよし。
  • 満足度★★★★★

    大作
    上演時間3時間、休憩が最後のほうにある。踊りたい気持ちを踊りにしたようで、すごい情熱を感じた。このフィナーレは大好き。

  • 満足度★★★★

    私、ダンサーになるの
    面白い。

    ネタバレBOX

    二時間半の前半と休憩後、客席を舞台にして黒田育世のソロダンス。
    グリーンの舞台に、ダンサーの熱演が光る。具体的でも抽象的でもなく、趣向を凝らした振りと演出で、飽きはしない。その加減具合が気に入った。

    開演前、植木美奈子が延々やってた、「私、ダンサーになるの!」「あなたの願い叶えてあげましょー!」の声と表情が素敵。
  • 満足度★★★★★

    2回目
    副題を考えた。バレエ少女の夢。
    黒田育世の感情表現が素晴らしい。
    心から笑ったり、こみ上げて来るものがあったり。

  • 満足度★★★★

    BATIK「おたる鳥をよぶ準備」観ました
     芸文20周年記念公演「金の文化祭」本番3日前に、稽古を休んでまで観ました(汗)。
     第一部:静岡では野外公演だったと聞いて少し物足りないかと思っていたら、芸文小ホールという空間に見事にマッチしており、いい方に予想を裏切られました。しかし、なんだこれは。これだけ訳が分からず、しかも二時間半見続ける事ができるとは。今年頭に観た、うりんこ「お伽草紙」を連想。分からないのに、また観てみたい(二時間半。。。)
     なんとなく、女性が鼻くそをほじったりパンツを履き直したりしているのを、ただひたすら見ていたような気分にも(ひどい例え)。死を迎える準備、という先入観を気持ちよく裏切られたなあ。しかも死は確実に近づいている…。先日観たnoizumとは真逆の構築感覚。
     第二部:芸文吹き抜け・地下二階で、黒田育美さんのソロ。既成の動きに縛られず、柔軟かつ素早い、身体感覚を大事にした動きを、同じ床で観られるとは…(゚Д゚)ハンパネエ

  • 満足度★★★★★

    素晴らしい!
    黒田育世の演出・振り付けが素晴らしい!
    BATIKのダンサーたちの入魂のパフォーマンスが素晴らしい。
    とにかく見て欲しい。
    休憩なし2時間25分。休憩20分。ラスト。
    野外劇場で上演したそのままを劇場に持ってきている。
    最後の黒田のソロダンスは気に入らなかった。
    それでも5つ星。

    ネタバレBOX

    舞台後方の高い所にいた娘の繰り返し叫ぶ「はーい」の声に永遠を感じた。

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