蜷川版とは違う「王女メディア」
平幹二郎主演だが、有名な蜷川版とは違う「王女メディア」。
蜷川版と同様に詩人の高橋睦郎が台本の修辞を担当する。演出が高瀬久男。
蜷川版「王女メディア」との違いも含めて楽しみたい。
観られるときに
平さんの「王女メディア」、私は観たことはありません。がこの時期であれば観られるので観ておきたいと思っています。以前「青☆組」の吉田小夏さんが「影響を受けた演劇」として、挙げていたのが記憶に残っています・・・
期待度♪♪♪♪♪
遙か昔圧倒されたので
平さんの初演、拝見しています。
あの時は、衝撃的でした。
あれから、40年くらい経ったでしょうか?
いろいろ経験し、社会の仕組みや不条理を熟知した今、再び、観てみたいと思います。
期待度♪♪♪♪
最後の王女
福岡市民劇場に寄せられた平幹二郎さんのコメント。
「愛着を持って三十四年間演じ続けてきた役に別れを告げる“時”が来ました。ずっと私の中に棲み続けてきた『メディア』が、今度は皆さんの心の中に生き続けてくれますよう願っています。福岡市民劇場五○周年おめでとうございます。 平幹二郎」
34年前の初演の『メディア』には、もちろん度肝を抜かれた。辻村ジュサブローデザインの妖麗とでも言うべき斬新な衣装は、これが演劇の極北かもしれないと心胆を寒からしめるものがあった。
あまりにもその時の印象が強烈だったので、後の『メディア』は、平さん以外の作品も含めて、一本も観ていない。
しかし、これが最後である。見逃すわけにはいかないではないか。