『渡り鳥の信号待ち』 公演情報 『渡り鳥の信号待ち』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.9
1-16件 / 16件中
  • 満足度★★★★

    反復の魅力
    物語と、リフレインされるパフォーマンス的な動きと発声。
    その独特なバランス感にオリジナリティを感じた。
    イスから落ちる青い服の女の人達には、いつまでも落ち続けて欲しいと思ってしまいました。

  • 満足度★★★★

    新しい感覚で五感を刺激する!
    オープニングは大好きなマイケル・ジャクソンのスムーズ・クリミナルの曲♪に
    映像を盛り込んだカウントダウンでテンションアップ~(^-^)/
    なんだか都会の臭いのするお洒落な始まり~♪

    テンポの良いリズムに載せたダンスや映像!
    椅子などを使ってのパフォーマンス!
    それに俳優が三倍速動く手法など独特な演出で表現されて
    新鮮な印象で引き込まれます!
    見ていて芸術的な一面が強く感じられるお芝居!

    その中で話しを追っていくので頭がフル稼働しないとついて行けなくなりそう…
    列車が加速したり、減速する事で時空が変化するなど分からない部分もしばしば…

    色々なキャラの役者さんも魅力的!
    動きや会話など不思議な世界観を創り上げています!

    役者さんの中でも違った意味でひときわオーラを放っていたのは
    180cmの長身のフリーのモデル&女優のこいけけいこさん目立つ…(^_^;)

    GOODチョイスな音楽にアレンジをして、映像やダンスなど新しい表現に五感が刺激されます♪
    話が自分の中で整理できればもっと楽しめたかも知れません…m(_ _)m

    次回は乗り遅れない様にしないと♪

  • 満足度★★★★★

    身体がしゃべっていました
    加速減速、自分がどこにいるのかわからなくなった。時間がモノクロームに染まり切り取られた感覚。すごく良いです。ダンスやらなんやらの身体パフォーマンスがちりばめられているのですが、なんというか、ぴったりくるというか、ぐっときます。陰の感じ。陰というのはマイナスではもちろんなく、何となくモノクロームな感じがするので。また明日も観ます。ぜひぜひおすすめ。

  • 満足度★★★★

    広い舞台が合う
    大幅に脚本を変更してきた(と思う)のと、また広い舞台が合う物語なので、
    その広さを十分に生かせた演出となっており、新作と言ってもいいぐらいでした。
    ただ、広い舞台が逆に足枷になって、文字などのプロジェクター映像は若干みずらかったのと、場面によっては少し間を感じてしまいましたが。
    でも、面白かったです。

  • 満足度★★★★

    観ました♪
    堪能させて頂きました。
    この時期に、この作品を見れた事に感謝です♪

  • 満足度★★★★

    初世田谷シルク
    凄くセンスが良い印象を受けた。
    ダンスも洗練されていてカッコイイ。
    少々分かりにくいシーンもあったが、幻想的で独特の世界観が表現されていて引き込まれた。
    次も観たい。

  • 満足度★★★★

    良きかなSF寓話
    躍動的なダンスと椅子を巧みに使ったパフォーマンスが広い会場にあっていましたし、独特な身のこなしと言うか所作での同じ独特な台詞回しが楽しかったです。多彩な俳優陣もそれぞれの見せ場で魅せてくれました。
    時間軸と空間軸が交錯するファンタジーが、理解不能なシーンや論理的破綻しているんじゃないかなと首を捻る展開がありながら迷走暴走しつつ無事に着地するのは見事です。

  • 満足度★★★★

    地方バージョンも観たい
    東京の小さな劇場で凱旋公演しないか?途中難解なシーンあったが多分原作に隠されているのだろう。再読してみよう。チラシ写真からは想像できない主宰の可愛らしさに驚いた。お気に入り団体(主宰)に即決!

  • 満足度★★★★

    おもしろかった
    大人数で走るのが良かった。
    ダンスが良かった。
    何度か笑った。
    初演のDVD買った。
    原作からはかなり離れて、自由に創作している感じ。

  • 満足度★★★★

    スケールアップ!
    初演より広い会場となった分、出演人数のみならずあれこれスケールアップして観応えあり。
    また、結末を知っていればこその伏線的なモノも読み取ることができて再演の楽しさも満喫。
    しかし地方は違う舞台美術って何?観たくなっちゃうじゃないかぁ!

  • 満足度★★★★★

    フライヤーの青い衣装は、
    『オドリコ』さんの布石だったとは! 

    絵本の1ページを切り取ったような幻想的なシーンと、
    現実の会話中心のシーンとの組み合わせが不思議な空間を作り上げていて、
    なんともいえない雰囲気で心地良い、、、
    シルクを観に来てよかったと思う瞬間。 

    シルクのダンスや椅子技とが、シアタートラムの広さにマッチしていて、
    そのキャンバスに描き出される絵を、ワクワクしながら観てました。 

    『オドリコ』さんの青い仮面と青いセクシーな衣装とが、
    ステージの幻惑さを増していてステキでした。 

    『オドリコ』さんの椅子の上に寝て、起きて呼吸して、
    落ちるシーン、、、意図は掴みかねたのですが、
    なぜかお気に入りです。 

  • 満足度★★★

    虚しさの先にあるもの
    人間のはかなさが見えました・・・

    趣旨的には非常に良いけど、
    演出的には、ちょっとボタンの掛け違いがあるかな。。
    ちょっとなんだけど。


    その証拠、というわけではないのですが、、
    この日アフタートークがありました。
    大抵アフタートークがあると大半の客が残るものですが
    この日は真逆で、半分以上が速攻で帰ってました。
    残ったのは3割くらいかな。
    やはり皆さんも「うーん」的なものを感じていたんではないかな・・・

  • 満足度★★★

    えみりーさんの卒論は
    どうなりましたか。カンパネルラの人が香川真司に見えてしかたなかった。
    悪くはないと思うのですが、しっくりこなかったです。

  • 満足度★★★★★

    永遠に続けばいい。
    初めて観る本公演、期待以上に素晴らしかったです!!メルヘンチックだったりファンタジックだったり、キュートだったりセクシーだったり。それらが決して散漫になることなく、絵本をめくるように胸の高鳴りを以って、拡がり、展開していく。こんなに多角的で魅力的、かつ芸術的な演出は初めて観ました。

    椅子の使い方もダンスなどのパフォーマンスも素敵すぎ。女性の美しさを引き立たせる振付やメイクや衣装も秀逸でした。刹那刹那が愛しすぎて、終わらないで欲しい、このまま永遠に舞台が続けばいい、と思いました。

    炎さんの頭の中にはまだまだ沢山のアイデアやいたずら心や素敵な企みが詰まってるのでしょうね。世田谷シルク、また観ます。貪るように観ます。

    ネタバレBOX

    音楽がやたら好みです♪
    最初のsmooth criminalで既に心臓バクバクでしたw
  • 満足度★★★★

    描かれるものが解き放たれて
    初日を拝見。

    初演時にも強く心を捉えられた作品ですが、
    今回の劇場には、
    そのときの制約から、
    さらに作り手を解き放ってくれる力があって。

    作り手のイマジネーションが
    折りたたまれることなく
    翼を広げたように感じました。

    初日ということで、
    多少ざらついた部分もありましたが、
    終わってみれば
    作品が表現していくものに
    しっかりと浸潤されていました。

    ネタバレBOX

    正直なところ、
    作品としてさらに洗練されていく余白はあると思うのです。
    たとえば、
    前半部分での椅子の並べ替え(舞台上のレイアウト変更)などが、
    舞台上の流れに乗り切れずに
    段取りっぽくなって視野に残ってしまったり、
    シーンの切り替え時の光がなんとなくばらついたり・・・。
    メッセージの文字が見えにくかったり・・・。
    初日ということもあったのでしょうが、
    さらなる緻密さが求められる部分があるのは事実。

    とはいうものの、それを差し引いても、
    作品に力を満たすだけの
    役者達の動きが舞台上にあって
    シーンが栄え、物語を巻き込み、
    観る側を引き入れていきます。
    この舞台だからこそ映えるウォーキングの美しさ、
    伸びやかでしかもエッジを持った動きが表す流れや広がり、
    さらには静止から満ちてくるニュアンス。
    それぞれのシーンで語られる物語の断片に
    動きが重なると、
    観る側には時間や記憶の連なりが
    しだいに編みあがっていく。

    刹那の感覚を表す台詞、
    なにかを俯瞰する言葉、
    一人の生きる座標から拡張されていく世界観に
    目を見開く。
    そこには淡々と、
    底知れないほどに奥深く、
    でも、とてもクリアに
    人の生きる感覚が描き出され、
    観る側をその肌触りで包み込んでいく・・・。

    クールに描かれる普遍に
    どこか華やかで薄っぺらく
    下世話でそこはかとなく気取ることのない感覚も
    折り込まれた
    列車の表現の突き抜けに目を瞠る。
    瑞々しさと形骸化したものを混在させながら
    くみ上げられる時間のイメージに
    したたかに捉えられていきます。
    役者達にも、冷徹な視座を失うことなく
    一方で描かれる概念の中に
    生きる質感や温度を差し入れるしなやかな技量があって。
    終演後には、
    その世界というか宇宙での
    生きる質量の実存感とはかなさが
    切っ先をもって観る側に満ちる。

    終演時の拍手をするなかでも
    作り手が役者達の演技とともにしなやかに描きあげたイメージが
    霧散せずに残って。
    作品の世界から、
    しばらく抜け出すことができませんでした。

  • 満足度★★

    まあ
    勝手に期待しちゃったこっちが悪いんですよね・・・。

    あれなんでしょうかかね、いつもより大きいステージに慣れなかったんでしょうかね。空間的にも時間的にもすっかすかなステージに感じました。

    ネタバレBOX

    とりあえず「渡り鳥」が何なのか、あのタイミングで、ああいうセリフで説明してしまうのは「なし」でしょ・・・。あそこで完全に冷めました。
    せっかく詩情があって惹かれるタイトルが台無し。

    場面転換、出入りの演出はもうちょっとどうにかならなかったのかと。全体的にアイデアの絶対量が足りてないような。

    あと役者さん、ユニゾンでの台詞が全く聞きとれませんでした。

    随所ではさまれる、動きを前面に出したシーンなどにはワクワクさせる要素が詰まってて、そこはいいなと思ったポイントかなと。そこら辺の身体や空間への神経の使い方を、作品全体に広げられていたらよかったのになあ・・・と。

    作ってる人たちがこの出来で満足したりしてないか、それが気がかりです。

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