今回の『ヘレン・ケラーひびき合うものたち』には、多くの方々から期待を寄せられ、そして多くの皆さまにご来場いただきましたことを、心よりお礼申し上げます。
人と人とが真に出会う瞬間を体感したヘレンとアニー。
そこに至るプロセスと葛藤を描いた今作品でしたが、さまざまに受け取ってくださったことを嬉しく思っています。
20世紀の演劇改革者ブレヒトの叙事的演劇を現在に提示する試み、また現代亡命作家マテイ・ヴィスニユックの詩的言語で現代を暴く作品を上演する実験的試み、肩肘を張っていると思われる創造活動を続けているKAZEですが、そういった拠点劇場での試み、そしてそこでつくられ、練り上げられたレパートリーをもって、若い観客へ向けた全国巡回公演を行っています。
だからこそ、シビアにビビットな反応を返す若い観客、演劇ファンではない、初めて演劇を観る観客の厳しいまなざしの中に、分け入っていく勇気と期待が持て、受け取ったピュアな反応は逃すまいと思えるのです。
引き続き、KAZEを気にとめていただき、見続けてくだされば、うれしいです。
人と人とが真に出会う瞬間を体感したヘレンとアニー。
そこに至るプロセスと葛藤を描いた今作品でしたが、さまざまに受け取ってくださったことを嬉しく思っています。
20世紀の演劇改革者ブレヒトの叙事的演劇を現在に提示する試み、また現代亡命作家マテイ・ヴィスニユックの詩的言語で現代を暴く作品を上演する実験的試み、肩肘を張っていると思われる創造活動を続けているKAZEですが、そういった拠点劇場での試み、そしてそこでつくられ、練り上げられたレパートリーをもって、若い観客へ向けた全国巡回公演を行っています。
だからこそ、シビアにビビットな反応を返す若い観客、演劇ファンではない、初めて演劇を観る観客の厳しいまなざしの中に、分け入っていく勇気と期待が持て、受け取ったピュアな反応は逃すまいと思えるのです。
引き続き、KAZEを気にとめていただき、見続けてくだされば、うれしいです。