通し狂言 四谷怪談忠臣蔵 公演情報 通し狂言 四谷怪談忠臣蔵」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    宙乗りだ!!
    みどころたくさん。これぞ歌舞伎!の醍醐味♪なのかな??ラストは朧を思い出しました。まぁ、歌舞伎が刺激になってできている小劇団もたくさんありますからね。天晴れ!!!

  • 満足度★★★

    新感線で観てみたい演目
    猿之助一門の歌舞伎、久しぶりでした。
    以前は体型まで、猿之助さんそっくりだった右近さんが、少しスッキリされて、歌舞伎役者としての華が増した気がしました。
    元々、忠臣蔵外伝である、「四谷怪談」と、「仮名手本忠臣蔵」をうまくドッキングさせて、スピーデイに見せる演出手腕は見事でした。
    何しろ、仮名手本は大序から4段目あたりまでが遅々として進まず、通し上演の時など、必ず睡魔に襲われ、かなり居眠りしても、まだ由良之助は着かず、塩冶判官と一緒に「由良之助はまだか」って言いたくなりますもの。(笑)

    でも、忠臣蔵の方が巧くスピーディだった反面、四谷怪談の方は若干モタモタした印象がありました。

    忠臣蔵と四谷怪談、どちらも一度は観てみたいという歌舞伎初心者にはおススメですが、演目の味わい深さには欠けるので、何度も両演目ご覧の方は、肩透かしを食うかもしれません。

    これにもっとエンタメ要素を加味したら、新感線でやったら、とても良さそうな気がしました。途中から、この役はじゅんさんとか、これは粟根さんとか、勝手に脳内キャスティングして観ていたら、妙に楽しくなりました。

    ネタバレBOX

    何故か、新田義貞の霊まで出て来たり、いつもは敵役の定九郎がいい人だったり、四谷怪談の伊右衛門が、討ち入りの時は、師直の配下の小林平八郎に改名していたり、かなりとんでもない話に変わっている部分もありながら、本軸は、両方の演目の流れから逸脱していなくて、なかなか趣向が楽しい作品でした。
    一幕の幕切れの両国橋の花火が綺麗!!普通の歌舞伎では見ない演出でした。
    忠臣蔵がスピーデイに巧くまとまってわかりやすかったのに比べ、四谷怪談の方は、やや役者さんの動きがぎこちなくて、次の場面のための仕込みが客に気取られる箇所が何度か目に付き、気になりました。一番おかしかったのは、お岩が、後で自分の首が刺さって死ぬための刀を、懸命に柱の穴に突き刺していたこと。喜劇じゃないんだからと突っ込み入れたくなりました。
    門之助さんと笑也さんが良かったなあと思いました。
  • 満足度★★★★

    1本で2度おいしい
    四谷怪談と忠臣蔵を交互に演じる。いろいろな話を繰り込んで、舞台も装置しかけもたくさんあり。きらびやかであったり、豪快であったり、しんみりしたりと色とりどりの演出。澤瀉屋一門の骨頂。

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