満足度★★★
鑑賞日2019/05/02 (木) 19:00
130分休憩なし。
映画の世界が現実にはみ出してくるファンタジーなお話。現実と虚構が入り乱れ、虚構に取り込まれていく。横浜の雰囲気の描写は、シーン単体として観ると、異国情緒とお洒落さとハードボイルドが適度に混ざっていて光っているものの、芝居を見終えたのちに振り返ると、どうも設定が難しく、どこか取ってつけた感が否めなかった。お話全体を1時間くらいにキュッとまとめて、現実に映画が溢れ出した、という物語へのフォーカスでもよかった気がする。
持ち前のアクションのカッコよさは健在だが、前回公演の完成度からすると、少し物足りなさも感じた。
満足度★★★
少し前の横浜と絡めてのお話・・と思ってましたが全くイメージ違い壮絶でした。
演者の方々は素晴らしかったですが話がうまく呑み込めなかったです。
私の理解力が悪かったのか、、と考えながら帰宅しました。
満足度★★★
終始夢か現かはっきりしない、なんとなくふわふわした不思議な印象の2時間強の舞台でした。個人的には、そこまで古い横浜に思い入れがないため、最後までどことなく違和感のようなものを感じずにはいられませんでした。
特に大笑いするとか、涙がながれそうになるとか、熱くなるといったシーンもなく、個人的には今一つ不完全燃焼感の残る、想像・期待していたものと少し違った舞台でした。
古い映画や横浜のノスタルジーに浸りたい方にはとても印象深い作品に違いないと思いますが、そうでない方(私も)には、一体どのように捉えたらよいのか、ちょっと難しくてわかりにくい作品だと感じました。しかし、音響・照明・衣装などは、印象的で独特な世界感をうまく醸し出していて素晴らしかったです。