満足度★★★★★
最初から最後まで、笑い続け。笑いよじれて、疲れ果てて。観終わったら、滅茶苦茶お腹空いてた。身も蓋もなく一言で言ってしまえば、テーマは「モラトリアムの終わりへの抵抗」。要は「若いエネルギーの爆発」。悲哀と切実さが、上半身裸の肉体と下ネタに、巧妙に隠されているように感じる。
舞台時間全般を通した肉体のキレの良さが凄まじく、舞台表現としての完成度レベルが、非常に高い。1000円は明らかに安すぎる。4000円でも安い。
満足度★★★★★
世界を滅ぼさんとする男を止めようとする男たちの物語を暑苦しくギャグたっぷりに描く。タイトルから予想できるようなハイテンションだけども細部は細かく作られており、演劇でしか出来ない遊びを全力でやっている。真っ先に肉体性が飛び出してくるが、全力投球のパロディや下ネタがしっかり作品を支えている。
歌あり踊りあり何でもアリ。フィジカルで視覚的インパクトをここまで作り出せるとはと感動する。
このクオリティで1000円なんて実質タダみたいなもの。この団体はもっと稼いでほしい