満足度★★★★
鑑賞日2018/09/16 (日)
まず何においても「作り込みの拘り」…というところには称賛の言葉しか浮かばない。「ブラックメリーポピンズ」でも、衣装と小道具だけで時代の空気を作るディテールと質感の拘りは目を惹いたけど、本作では…1500円しかとらない公演でコレ作っちゃうかよ…という住めそうな家屋の作り込み、相当に考証を突き詰めたと思われる生活感のある小道具の数々にはやはり唸る。
はっきり言って、観客はそんなところまで目が届かないよ…ってところの拘りを、終演後に主宰がtwitter上でじわじわ明かしていっており、圧巻ですわ。
いやぁもうこれは、誰よりも自分達が喜ぶためにやってるよね、これを手にして演じることで、役者達がこの時代にトリップする為にやってるね…って気がします。
以降、ネタバレBOXへ