満足度★★★★★
鑑賞日2019/02/10 (日) 18:00
ストレートプレイの王道のような作品。修復不可能な状態でどんどん変わって行く人間関係、誰にでもあるよね。自分の人生の反省を促されたステージ。
満足度★★★★
フレッシュマンによる爽やかな青春追悼劇だったぜ。
前説は気に入らなかったけどよ。
だってさ、カーテンコールの拍手のリハーサルするなんて、前代未聞じゃん。
お笑いライブじゃないんだからさ。
余韻に浸りたい客だっているだろうよ、おい。
まお、それを任された俳優も気の毒といえば気の毒とは思うよ。
そうダメ出ししつつさ、これだけのキャストを よく集めたよね。
はっかり言おう。大したもんさ。
サッカーやってたようなイケメン俳優ばっかしだけど、種類の異なる面々もみうけられ、その面々がミソになるんだよな。
ビデオカメラ回して撮影する体でというのは「年次の比較」の仕掛けよ。ということは1年目は起点よ。徐々に変貌を遂げるんじゃなく、そことの比べものだったのさ。職業の自己紹介が長ったらしかったのにはワケがある。
まぁ、身振り手振りで「若さ」を演出したかったんだろうけど ちとオーバーだったかもね。
あったかい気持ちに させるのは事実よ。身内感がいい。良かった。うん。そうさ。大切な誰かに勧めたくなる舞台だよな。
満足度★★★★★
大学卒業を迎えたサークル仲間の男女8人。
今どきの若者らしいというか、皆 ウェ~イばかり(笑)
10年後も変わらぬ友情を誓った彼等のそこから先の物語。
当然、実社会に出たからには、いつまでもそのノリで通用しない訳で・・・
毎年、集合して各自の夢や近況を映像に記録する「約束の日」が節目になっており、1年ごとに変化していくそれぞれの「現在」の姿。
移ろいゆく状況、友人として自分ならこういう場合どう対処するだろうと想像しながら興味深く拝見しました。
ありそうな話、おめでたい話、良くない予感は、そのまま良くない状況へ・・・奇をてらうことの無い実直な演出は、円熟の演技ではなくとも実直に演じる役者さん達にはとても合っていたと思え、もう腰さえ許せばいくらでも観ていられるし。
どうにもこういった話にはめっきり弱くなってしまい、途中からウルウル状態キープのまま最後の「約束の日」を迎えてしまいました。
劇としては最後でも、その先まだまだ人生は続いていくのですね ウェ~イ
年を重ねても誰も老けていかないのが難点ですが(笑)切なく好感のもてる公演でした。