満足度★★★★★
前回池袋演劇祭で今回はグリーンフェスタ。お疲れ様です。役者の皆様の熱量が素晴らしく、話についていけずにいて、見終わった直後だと違和感ばかり。終演後に当日パンフを見て気がつきました。まさしく点と点が線で繋がる感じで、もう一度拝見したかったのですが時間がなくあきらめました。残念です。再演されたら絶対にまた見に行きます。
満足度★★★★
鑑賞日2019/01/31 (木)
シアターグリーンにて演劇企画アクタージュ『福寿庵』を観劇。
昨年の第7回公演『沈黙の音』以来1年ぶり3回目のアクタージュさんの作品観劇。過去2回はなかなか奥深いシリアス系の作品だった記憶がありますが、今回は東京にある小さな蕎麦屋「福寿庵」を舞台に繰り広げられる人情劇であり、これまでのイメージとはまた異なるテイストの作品でした。
とても忠実に再現された蕎麦屋の舞台セットが立派な上、本編の中で幾度も登場するいなり寿司も本物なので、劇場ではなく実際に蕎麦屋にいるような錯覚に陥りました。あらすじを読んで、蕎麦屋の店主の奥さんが鍵を握る作品という印象を受けましたが、確かにそのシーンも登場するものの、思ったよりは強く記憶に残る印象はなく、むしろそのシーンまでに登場する常連さんのキャラクターの個性の方が記憶に残りました。トータルで見ると心温まる優しいストーリーに仕上がっていたと感じましたが、笑いを誘う小ネタもこまめに取り入れらており、バランスの良い分かりやすい作品になっていたと思います。欲を言えばもっと話に捻りが欲しかったという点、蕎麦屋の存続を模索しているシーンで常連客にもう少し深刻さが欲しかったという点(あまり存続して欲しいという心情が伝わって来なかった)、何人かの役者さんの聞き取りにくい言い回しや演技があった点などがありますが、そう感じるのもアクタージュさんの作品に対する期待値を勝手に上げすぎていたからかもしれません。総合的には満足のいく作品でした。主宰の大関雄一さんのお芝居は初めて拝見しましたが、蕎麦屋の店主役が妙に似合っているように感じましたし、核となる絶対的な登場人物があまりいない中で存在感があったと思います。
満足度★★★★★
いつもは脚本を書かれてる主宰さんが、今回出演されていると聞き、久しぶりに観劇しました。
伏線が散りばめられてるのに、最後まで気がつかず。百合が「夢がかなった」と話したところでようやく気がつきました。帰りながらそういえばあそこでも…と考えさせられるところがたくさんあり、とっても楽しませてもらえました。
主宰の大関さんのお芝居も久しぶりに見ることができて良かったです。
また誘ってください!