舞台『12人の怒れる人たち』 公演情報 舞台『12人の怒れる人たち』」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 4.5
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  • 満足度★★★★★

    Rossoチームを観劇

    文句を言いたいところは数多あれど、それを補ってお釣りがくるほど大小さまざまの工夫があった。ここでは良悪どちらも書かないので劇場で確認して欲しい。

    Rossoチームは男性4人女性8人の構成である。8号が女性であることがRossoチームの売りであるが8号は公正で柔軟な人物なので女性であっても意外性はない。しかし3号は頑迷固陋な中高年男性でしかありえないと思われる役である。ここを若い女性としたのには新鮮な驚きがあった(この辺も女性に対する偏見なのだがそれはおいておく)。そしてこの難しい役を永咲友梨さんが見事にこなしていた。あの、ああそれを言ってしまっちゃったか!的なシーンは拍手をしたくなった。もちろん、このシーンは8号の栗原みささんとの息の合ったコンビ技である。
    6号でクラブホステス(キャバ嬢かも)の西原杏佳さんもお父さん達にはうれしい存在だ。

    ストーリーの大筋は原作通りなのでどなたにも大外れにはならないはずだ。「12人の…」ファンの方はRossoチームはmustである。

    なお Rossoチームは2,3,4,6,8,9,11,12号の8人が女性であり、Bluチームは2,6,9,11,12号の5人が女性である。1号以外は皆さん若い俳優さんである。

  • 満足度★★★★

    【Rosso】観劇

    ネタバレBOX

    日本で初めての陪審員制度による裁判という台詞があったのでオヤッと思いましたが、事件そのものには変化はありませんでした。

    第一幕、第二幕のスタート時にピアノの演奏がありましたが必要性を感じませんでした。第一幕のスタート時にはさらに歌まで流れ、陪審員長の台詞と被り、聞き取りにくかったです。

    全体にメリハリがなく、階下のおじいさんの足の悪さや、線路を挟んだ向かいの女の人の視力の悪さに気付いたときの驚きや感動というものが感じられませんでした。

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