満足度★★★★
脚本・演出の木乃江祐希ちゃんは、私がエキストラとして撮影現場も観た『オチキ』の頃からガッツがあるのは知っていたけれど、第2回公演が自分の汚い部分を曝け出した作品で、ただの「役者さんが片手間で主宰している訳ではないんだ」とクリエイターとしてもリスペクトしていて、楽しみにしていた作品。
ファンサービスでファンを選んで血飛沫を浴びせるという“ヴァンパイアバンド”というのも、あり得そうな面白いコンセプトだし、#MeToo運動やSNS時代を風刺した脚本・テーマも面白い!
(奇しくも公演中に純烈メンバーが脱退!)
「この役はトランスジェンダーなのか、女装家なのか?」とモヤモヤしていた役の設定が分かった瞬間、「そう来たか!」と納得!
1番前の列は血飛沫を浴びる可能性があるけれど、カッパをもらえるので、万が一濡れても大丈夫な格好の方はぜひ1列目で!
武藤心平さんの前説が最高なので、余裕を持って会場に到着することをオススメします!