満足度★★★★
鑑賞日2018/12/23 (日) 18:00
國吉にしては少し珍しい純愛モノとでも言おうか。嘘ばかりつくウソ田が次々にウソをついていくが、それを信じる者、信じない者、など、混ざって、どこまでが現実で、どこからがウソ田の書いた小説の物語なのか、境目が見えなくなってくるところが興味深い。すべてが架空の話という解釈も残しつつ、最後は、ウソ田を好きな女の子のセリフが泣かせる。役者陣も虚実の境目に苦労するだろうに、熱演である。
満足度★★★★
鑑賞日2018/12/24 (月) 14:00
価格2,800円
長編は初めてみましたがこの國吉さんの感性はズルいですね。いい加減で憎らしいウソ田は段々みていて愛らしくなっていく。
副音声は気が散る具合が堪らなく、サラッと出ていくトナカイは用意しているところから面白い。
沈さんも最高かよ。
そんなとてもズルい作品です。初めて観劇する人を連れて行ってはいけません(中毒になっても知らん)。
来年國吉さん演出「幸福の黄色い放課後」はどうなってしまうのだろうか。