満足度★★
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映像はとても素敵なのですが、全編で使われているため徐々にインパクトが薄れていったように思います。
基本映像は抑え目にしてポイントポイントで有効的に使った方が良かったのではないかと。
満足度★★★★★
好み♪
もちろん、映像作家にして映画監督でもある奥秀太郎が作・演出なので、多用される映像はほれぼれするほど刺激的で素晴らしい。ただ、そこに焦点を当てすぎてはいけない気もするなあ。
というのも、日本語の練度をもっと高めて欲しいとか、黒猫に収束しない余剰な物語が多すぎるとか、役者の演技に統一性がなさすぎるとか、じつは脚本や演出に不満も少なくなかったのだけど、結果としてはそういったことも含めて、ひとつの世界を作ることに成功していたからね。なんか、逆にその制御されていない不安定な部分が最大の魅力だったかも?
そしてなにより、演出家の作りたいもののイメージと、お客さんにひたすら楽しんでもらいたいと願うおもてなしの気持ちが明確に伝わってくる、とても美しい佇まいの心地よい舞台、でした。
満足度★★★★
舞台装置に惚れぼれ
残虐な物語を、根底の残酷さを残しつつグロテスクにはしない、
そんな演出に好感が持てました。
映像とハコの使い方が巧みで、次々に変わるシーンも違和感なく、
これはおもしろいな、と。
演者さんも達者な方ばかりで、良いものを見せていただきました!
満足度★★
映像の功罪
全編で映像を使ったためか照明暗めで役者さんの表情が見えにくいのは致命的と思われる。前方席では表情は見やすいだろうが映像は見えにくいだろうし、後方席はその逆。全編映像を使うにはクリアすべき技術的課題があるってことだろう。
ラストで映像が消え照明が強くなって初めて藤谷嬢の目の表情が見えた。
話自体は面白いと思うので映像がなければ★4つはいったかも。
音楽は秀逸。