満足度★★★★★
衝撃的な出会いだった。緻密に計算された構成と演出に一目惚れ。あれだけキャストを魅力的に見せるのは演出家の腕前。舞台芸術学院出身の主宰と俳優陣。学院の評価がグンと上がった。花岡美月さんは今後、目が離せない作家・演出家だ。
満足度★★★★★
鑑賞日2018/01/20 (土) 14:00
当作品こりっちに登録されていなかったので「年間アワードの順位どうしよう」と思っていたら、9ヵ月の歳月をかけてメールが飛んできましたよ。最初は「再演か?」と期待したけどそうではありませんでした。
そう、再演を期待したほどこれはイイ作品でした。
30歳以上の女性が観るとかなり高確率で泣けます。私は観劇で泣いたことはこれまで1度もなかったけど、これは泣けました。作品にではなくてあまりにも周りが泣きすぎて「もらい泣き」。
作品の感想ですが、「とにかく小口ふみかさんがヤバかった」。彼女の出演作は「グリーン・マーダー・ケース(Mo’xtra produce)」からだけど、そのときはまだ慣れていない客演さんのイメージ。その次に観た「三英花 煙夕空(あやめ十八番)」ではあの金子侑加さんと並んで見劣りしない演技に惚れてしまいました。
そしてその次に観たのが今作。手が震えるぐらいまでに感情を込めた台詞には観客誰もが目も心も奪われたのではないでしょうか。
「もういい大人なのでリアル寄りの女子高生は劇団員がキツいから(笑)」と演出の花岡美月さん。
きっとこの役者じゃないと成り立たないのでしょう。演出の調整もかなり繊細だと伺えました。この規模の劇場で公演された作品としては今年No.1です(9月現在)。
満足度★★★★
鑑賞日2018/01/20 (土) 14:00
価格3,000円
ワケありJKのひと夏の物語。ユーモラスに始まり次第にドラマが深まり「コップの中の嵐」からの友達はいいもんだ、な本編もさることながら、秀逸なエピローグ(画期的かも?)に舌を巻く。
本編はフツーに良くできた物語だが、エピローグで画竜点睛を打つ、みたいな。(但しあくまで私見(爆))
なお、冒頭で笑わせてくれた「アレ」、まさか検索でヒットするとは!!(笑)