満足度★★★★★
芸達者な役者陣
BWで観たときは軽めのミュージカルという印象でピンと来なかったのだけれど、他の作品でも共演が多く息の合った役者陣をそろえた日本版はパワーがあって、最後まで熱を持ったまま突っ走ってくれた。
主役がちょっとか細かったのが残念。
石井さんの髭と今井さんのダンスの上手さが忘れられない。
満足度★★★★★
再演希望な舞台!!
舞台は1989年あたりのブルックリン地区のお話です。
ニューヨークが最も治安が悪かった時代ですね。
その頃、ニューヨークに駐在していたので
懐かしかったです。
当時は、ブルックリン、ブロンクス、マンハッタン6番街から
西には行っちゃ駄目って言われてました。
地下鉄も一人では乗ったことなかったです。
そのブルックリンのAラインの地下鉄の轟音が
舞台では効果的に使われていました。
キャストも、素晴らしい♪
マルシアにシルビア・グラブ、今井清隆、石井一孝と
ミュージカル界を代表するキャストじゃないですか!!
ミュージカル初挑戦・初主演の伴都美子さんも
演技や動作はまだまだ素人っぽいけど、
一生懸命で、そんな姿が新鮮でした。
歌唱力はさすが・・・・存分に発揮してました。
出演者がたった5人しかいないため、
みんなメインボーカル以外のほとんどの曲のコーラスにも参加して、
出ずっぱりでしたが、役に入り込んでいるようで楽しそうでした。
廃品を利用した手作り風の衣裳が素晴らしかったです。
パラダイスのゴミ袋とペットボトルのドレス、
可愛かったぁ~!!
ぬいぐるみがいっぱいのストールも・・・・
ブルックリンのキャンディとスナック菓子の袋で
出来たキャミソールもポップで可愛い!!
舞台美術も、廃材を上手く使っていて
ブルックリンの雰囲気が伝わってくる感じ。
電球で、天使の輪ってのは、くすっときちゃいました。
手作り感がいい感じです!
石井一孝さん、ギターもダンスも気持ちだけですが、
披露してくれて、ニッコリ!!
ベトナム戦争の場面は、『ミス・サイゴン』をチョット思い出してホロリ♪
しかし、お父さん役する年齢になったんですね。
ストリートシンガー役の今井清隆さんは、
やっぱりいい声ですね。