Pain 公演情報 Pain」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
1-4件 / 4件中
  • 満足度★★★

    工藤里紗が好演
    以前と比べて注目度の減ったカメラマンの話と、その母の若い頃の話を交差させながら描き、終盤ではいろいろなものを「喪失する痛み」がひしひしと伝わってきて切ないが、必ずしもバッドエンドではなく、優しい感じ?
    副主人公的な役どころを工藤里紗が好演。
    この3月の『タクラマカン』に次いで2度目の舞台らしいが、それまで映画やドラマで観ていたよりもずっと巧くなっていたような…
    また、築山万有美、滝佳保子なんてベテランもさすが。

  • 満足度★★★★

    はじめからテンション高い!
    はじめからテンションの高さに、一瞬引いてしまいましたが、
    徐々に引き込まれていきました。見終わりは満足!のひと言。
    照明もすごく効果的で良かった。

  • 満足度★★★★

    小説読んでるみたい
    確かに、完成度が高く、満足感が味わえました。「劇」小劇場でこんなサイズのお芝居が見れるとは。詳しくはネタバレへ。

    ネタバレBOX

    最初と最後のゴルフシーンといい、象徴的なダンスシーンといい、印象的なシーンが満載でした。カメラマンの栄枯盛衰(?)が現代的というか業界を知らない人にとってはリアルに描かれていて、まるで小説読んだときのような気分になります。母親の部分は前半まったく理解できなかったのですが、最後にはしっかり点と点が結ばれる感じになっていて、職人技を感じます。とにかく、その世界観からふっと離れる感じ(飽きてしまうというか)がなくて、最後満腹感に襲われました。個人的には、頼子がかわいくてけなげで大好き。隣に座っていた人は、中盤からずっと泣いてました。

    この劇場でこの照明はすごすぎです。もっと引きで観たくなりますが、こんな贅沢もありか。ちなみに、前から二番目で観ました。完全な暗転にならないので、役者の出入りが少し気になりましたが、仕方のないところか。

    男性キャストはそうですね、少しオーバーアクション気味でやりすぎ感無きにしも非ず。小劇場での芝居を意識していたのでしょうか。今ひとつしっくりこなかった。工藤里紗さんをはじめと知る女優陣はみなきれいでかわいくて、レベル高っと思いました。しかし、しっかり訓練された演技には大変好感が持て、アイドルらしからぬ迫力とともに、圧倒されました。次回にも大きく期待します。

    客入れ時の俳優さんのおしゃべり、よかったです。
  • 満足度★★★★

    たかーい完成度
    すごい出来映えでした。
    中身がすっかすかだったらどうしようと不安だったのですが、そんなことは全然ありませんでした。120分。

    ネタバレBOX

    ちょっとした傷を抱えた人達の、それでも前に進んでいこう的なストーリーでした。
    散々各々の背面を掘り下げたあげく、最後まで状況がほとんど変わらず、ちょっとした内面の変化があるだけで、なんとなく消化不良です。

    劇場のサイズの割りに、役者さんがとっても多い。ちょい役を含めると20人はいるんじゃないかな。
    所々のちょっとしたダンスがとっても見応えがあるし、照明の使い方が非常に印象に残ります。

    ちらしなどにもあるとおり、テレビなんかに出ている人が多数出演されているようです。あまりテレビ等みないんで、名前知っているのは工藤里紗さんくらいでしたが。。。
    全員がそれなりに美形。全員の演技が違和感なし。まったく隙がありません。くやしい。

    ちょーっと怒鳴りっぱなしでうるさかったので、男の人は若干押さえた方が良かった気がしました。

    見せ場の多かったRURI役の方のぶりっこの演技が、最後の挨拶まで含めて徹底していてとても印象的。
    細かい事ですが、誰が何役をやっていたか配役表みたいなの配って欲しかった。

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