幸いにして我々日本人はこういう経験をしないで済んでいるわけですが、残った者と離れ戻ってきた者の対立ってことでいうと、一番近い経験は福島でしょうね。
いつか彼らも対立を経験する日が来るのでしょうか?来るのでしょう。
満足度★★★★★
硬調演出ながら抒情的な印象の公演。
紛争で死んだ息子の遺体を捜す父と母_息子の声に導かれ土地の瓦礫の下で重なり合う死者たちの無念が…。そして夫婦を取り巻く奇妙な隣人や泣き女、街灯に佇む1人の娼婦という、不可視と可視を対比するような姿や情景を観客の心象に刻むかのような物語である。
特に不可視の象徴である息子や各時代における無念の死者たちを描く時空間、その不思議なところに父・母を存在させ、地中から響く過去からの<挫折を余儀なくされた希望>に寄り添うような心の幻影を精緻な眼差しと言葉で追いかけていく。もっともタイトル副題からすれば「その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」のかもしれない。
(上演時間2時間)
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東京演劇集団風創立30周年記念第93回公演『母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた』作:マテイ・ヴィスニユック、翻訳:川口覚子、構成・演出:江原早哉香。冒頭のシーンが危なくなってた。唾だか汗だか落ちてきた。戦争が繰… https://t.co/qfnxR5eOaT
6年以上前
東京演劇集団風 tokyo theatre company KAZE 「母が口にした「進歩」 その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」を観てきました。 作、マテイ・ヴィスニユック。 マテイ・ヴィスニユックの作品は、2度目。 https://t.co/tbVx8xTpGj
6年以上前
「母が口にした『進歩』その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」見てきた。解体後のユーゴスラビアに戻ってきた人々。一組の夫婦は自分達の家に帰り、息子の遺体を探す。死んだ息子は、父親が見つけた遺品の持ち主を紹介する。 バルカン半島の、多くの国籍を持つ死者の眠る土地の複雑さを感じた。
6年以上前
母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた 今日から8日までです。 平日19時土日14時開演です。 もしお時間あればぜひお越し下さい☺️ https://t.co/0ipIsBtUY0
6年以上前
で、早速公園の情報です。 4月4日〜8日まで、レパートリーシアターKAZEにて 母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた が、あります。東中野の劇場でありますのでぜひ。 僕は出ません。 https://t.co/jxs2GDC0oD
6年以上前
【こりっちチケットプレゼント!3/27(火)〆切(東京)】 東京演劇集団風「母が口にした「進歩」その言葉はひどく嘘っぽく響いていた」04/04(水)~04/08(日)於:レパートリーシアターKAZE CoRich舞台芸術!:… https://t.co/oTYosVmyFX
7年弱前