満足度★★★★
むっちゃわらった!
いつも私たちの劇団WHATCOLORがお世話になっている、劇団離風霊船の伊東由美子さんが演出しているお芝居と言うことで、拝見させて頂きました。
ラムネ☆天色堂さんは、女優三人のユニットで、脚本家も演出家もいない集団。WHATCOLORととても近いスタイルと言うことで、どんなお芝居を作るのかとても楽しみでした。
ものすごく面白い作品で、むちゃくちゃ楽しい時間を過ごさせて頂きました。
しっかりと計算された構成された脚本。時間軸を操ったストーリーは、本当に見事でした。そしてその脚本を劇団員3人とキャストの魅力でつむぎあげた、伊東さんの演出も素晴らしかったです。
テーマ曲のように使われている70年代のディスコサウンドは、まさに私がブイブイ言わせて遊んでいた頃の曲(笑)。そんなところにもしっかり引きつけられてしまいました。
今回私が気になった俳優さんは、3人の男性社員とつきあっちゃう受付嬢役真島を演じていた神之田里香さん。ほんわかした空気感の演技はとても素敵でした。是非、一緒に芝居を作ってみたいと思いました。
この公演には、WHATCOLORの第六回公演のるかそるかに出演してくれた江頭一晃さんも出演していました。ちゃらいかんじの社員役をとても素敵に演じていました(笑)。
そしてなんと言っても、受付嬢たちの会社の嫌な女部長を演じていた、演出の伊東さんのお芝居は、本当にすごかったです。嫌なおばさんを演じさせたら、日本一に違いありません(笑)。
満足度★★★★
笑って楽しい110分
回想シーンが入れ子になっていて、最後に元の時間に戻るっていうのは面白いですね。
受付嬢の反逆は未遂で終わるけれど、なにか妙にスッキリ感がのこりました。
ワキ役の女子社員たち、1シーンか2シーンのみの登場でしたがやたらインパクトありました(笑)