―女性を廻る救済と芸能の曼陀羅―
―女性を廻る救済と芸能の曼陀羅―
実演鑑賞
日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」(東京都)
2017/12/14 (木) ~ 2017/12/15 (金) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
https://ameblo.jp/mementoc/
期間 | 2017/12/14 (木) ~ 2017/12/15 (金) |
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劇場 | 日本橋公会堂ホール「日本橋劇場」 |
出演 | 明樹由佳、清田正浩、桝谷裕、吉村直(青年劇場、河合宥季(劇団新派)、佐藤萌子、不二稿京(オルガンヴィトー)、杉嶋美智子(メメントC)、高橋茶太郎(オルガンヴィトー)、梅田喬 |
脚本 | 嶽本あゆ美 |
演出 | 嶽本あゆ美 |
料金(1枚あたり) |
3,500円 ~ 4,900円 【発売日】 一般:4,500円(指定席・税込) バルコニー2階席:3,500円(自由席・税込) ※当日券は+400円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 12月14日(木) 18:30 12月15日(金) 13:00 ※開場は、開演の30分前です。 |
説明 | 第一部「パターチャーラー」 上演時間約1時間 テーリーガーター、マヌ法典より取材したパターチャーラー尼の帰依の物語。古代インド、若い女が尼僧パターチャーラーのもとを訪れて、過去の因果を問う。かつて良家の娘パターチャーラーはカーストを破り、下男と駆け落ちする。その後に子を身ごもった彼女は里に帰ろうとし、連れ戻そうとした夫は毒蛇に噛まれて死ぬ。実家を目指す彼女は増水した川を渡る途中、二人の子を失う。故郷に戻れば親兄弟は死に絶えていた。狂人となったパタ―に更なる因果の悲劇が襲いかかる。やがて祇園精舎に辿り着きブッダに帰依する。過去、現在、未来の時間軸を交錯する一つの命の因果による輪廻転生の物語。新作現代能として上演 出演 不二稿京・高橋茶太郎(オルガンヴィトー)杉嶋美智子(メメントC)桝谷裕 梅田喬 大内史子 スタッフ 能楽監修・佐久間二郎(三曜会) 邦楽・堅田喜三代 箏曲「万歳」 出演 堅田社中 第二部「彼の僧の娘―高代覚書―」 上演時間約1時間 明治末期の大逆事件の犠牲者・浄土真宗の僧侶である高木顕明には養女・高代がいた。事件後、妻子は寺や共同体から放逐され、養女は大須の芸者置屋へ売られる。冤罪の末の父の縊死の知らせが14歳の彼女の運命を変える。国家権力からの弾圧、伝統仏教集団による破門の中、苦海を生きる女は、被差別者を救済した父の姿から、最底辺を生きる公娼の世界の女達と静かな連帯を始める。やがて長じて天理の信仰に目覚める中、戦後の混乱期に名も無き人々の教会を作り、宗教や宗派、教条を跳び超えて、憎悪の連鎖からの赦しによる救済を自覚した高代。それらを長唄や地唄舞、幇間などの邦楽世界の中で生まれる踊りと信仰、近代演劇のスタイルで上演。 公開討論「伝統芸能と女性」織田紘二×土田牧子 織田紘二(国立劇場顧問、演出家) プレトーク 「伝統芸能の中の女性」 土田牧子(共立女子大学文芸学部専任講師) 藤木直実(二松学舎大学・日本女子大学・法政大学、大学院、日本近現代文学・ジェンダー学専攻) 佐藤壮広(キリスト教神学・宗教人類学・平和学、立教大学非常勤講師) 嶽本あゆ美(劇作家・演出家) 【タイムスケジュール】 ◇12月14日(木) 18:30~19:20 第一部「パターチャーラー」、箏曲「万歳」 19:20~19:50 休憩と解説(織田紘二氏による芸能に関する解説・プレトーク) 19:50~21:00 第二部「彼の僧の娘―高代覚書―」 ◇12月15日(金) 13:00~13:50 第一部「パターチャーラー」、箏曲「万歳」 休憩15分 14:05~15:15 第二部「彼の僧の娘―高代覚書―」 休憩5分 15:20~17:00 公開討論「伝統芸能と女性」織田紘二×土田牧子 |
その他注意事項 | ※車椅子席、親子観劇室(未就学児)がございます。 ご利用の方は事前にご連絡ください。 |
スタッフ | 邦楽: 堅田喜三代 他 能楽監修: 佐久間二郎 義太夫: 鶴澤津賀寿 |
テーリーガーター、マヌ法典より取材したパターチャーラー尼の帰依の物語。古代インド、若い女が尼僧パターチャーラーのもとを訪れて、過去の因果を問う。かつて良家の娘パターチャーラーはカーストを破り、下男と駆け落ちする。その後に子を身ごもった彼女は里に帰...
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