満足度★★★★
持田千妃来さん出演。
個人的には3つめのデッドリースクール。定番の演目で、ストーリーはよく分かってます。
前回のパソコンはタブレットに、携帯電話はスマホになりました。急に時代が進んだ感じです。他は前回とほぼ同じですが。
前回は生徒会長「青池和磨」だった持田千妃来さん、今回は会長に憧れる書記の「村崎静香」。全く違う、コミカル要素の多い役です。これがかなり良かったです。こんなに面白い役だったっけ、と。
前回に続いてツンデレ(ツンのみ?)の「辻井水貴」役の永吉明日香さんが印象的でした。ぴったりですね。
満足度★★★★★
アリス・イン・デッドリースクールの完成形を観た感じ。
主演のお2人だけでなく、脇を固めるメンバーにも栗生みなさんや八坂沙織さんなど、
惜しみなく登場していて贅沢な布陣。
またそのメンバーがとてつもなく良い仕事をしておりました。
八坂沙織さん演じる氷鏡は、氷鏡の歴代の中で間違いなく最高だったと思いますし、
栗生さん演じる高森が仲間達にエールを送るシーンがあるが、
歴代の高森だと「ここが私の見せ場だ!」と全力で絶叫するばかりだったが、
栗生さんの高森のエールはまさにこの役に求められる十分なエールであり
『そう、それだよ』と思わずにはいられませんでした。
またオープニングで、主演の一人である若林倫香さんがソロで歌うシーンに入るという演出も、
素晴らしく良く、印象的なオープニングになっていました。
最近のアリス・イン・プロジェクトさんはドンドン若手が中心になってきていて、
ベテランや舞台経験の多い方が1~2名で脇を固める、みたいな作品も多いですが、
この作品の様にズラッと舞台巧者を並べてくれると流石の見応えに直結するなと感じました。
恐らく映画化との連動で良いメンバーが揃った為、なかなかまたこれだけのメンバーで、とはならないと思うが、
是非ともまた、これくらいのメンバーが揃った作品を観たいものです。
実演鑑賞
満足度★★★★
麻草さん脚本、松本さん演出ということで。
「どうなるのだろう」と興味が湧き観劇。
思いのほか状況に至る細かい設定にはこだわらず「そういう状況ですのでよろしく」的な作り、これはこれで難しい、どちらが正解とはいえないが(例えば原因説明などこの尺では無理)良い感じにまとまっていたように思う。
細かいことは書けないが、このシナリオで松本さんの起用は正解だと思った。