満足度★★★
現実と夢の中の出来事がリンク
現実の出来事と夢の中での出来事がリンクして…という手法の場合、現実と夢の中で対応する人物は同じ役者が演ずることが多い中、本作は贅沢にも(笑)別の役者を使い、主人公が見た夢の人物は現実のこの人と対応するんだよ、と示す場面では、現実界と夢の中の流れとしては同じ場面をクロスさせて見せるなんてテを使っていて、これが上手い。
また、アミューズメントパークの夜のシーンで観覧車、ジェットコースターやメリーゴーラウンドの木馬をシルエット(逆シルエット?)で見せるというのも一種幻想的で有効。