満足度★★★
前半と後半の落差にちょっと抵抗アリ
母親の37回忌法要の日のあれこれを、主人公・作次郎の母に関する回想を交えて描いた作品で、前半はかなり(=ベタと言っても過言ではない)ドタバタコメディながら、家族それぞれが抱えた問題や愛憎、それに作次郎の母に対する想いが描かれていて、家族ものに弱くなった身としてはホロリ。
特に終盤で母が上京した日のことを作次郎が回想するシーンがイイんだなぁ。
とか言いつつ、初演(04年5月)時に感じたように前半のドタバタと後半のシットリの落差が大きいことにはやっぱりちょっと抵抗があるか?