なんと舞台は、外しかも、学校。
その試みが面白かった。
トラックから登場したり、風船が飛んで行ったり、外でしか出来ないことが、たくさん出てきて面白かった!
旗揚げということだったので、今後に期待です!!
満足度★★★★
自分の存在に終止符を打ちに来る女。
しかしここは生まれた事自体が無くなる、無になる場所だと・・・
自己の存在が無に帰す事に躊躇し、改めて自己を振り返る女たち。
社会の矛盾と肯定、喜怒哀楽を一通り体験した29歳の女が自己を振り返る。
濃厚で深い物語は中々心地よい世界観でした。
満足度★★★
野外劇で、それも「誕生」と書かれていたので、興味本位で観に参りました。
同窓生というわけでもなく同じ生まれ年の皆さんが集まったというのは、まさに奇遇ですねえ。その齢だけで集める意味なんてないのですから。(その辺りの年ならば、時代感覚とかの共有を求めて、集めることはあるだろうけれど)
チラシやHPには書いてないんですが、パンフには出演者として「サクラ 石高由紀」とある、なので出演者は5名なのかなと思い、途中で客席から出てきたりするのかな、とか予想。大声で笑うハイテンションの女性がいたので、この方?でもアラサーにしてはちょっと老け気味かな。しかし、結果4名のまま。
主催者上村さんに聞くと、石高さんは衣裳担当(これはどこにも書いてある)とのことで、紹介までしていただきました。あれ、最前列の私の横で観ていたお姉さんだ。割と存在感バチバチの方でしたので気なっていたんですけれど。
あ、「サクラ」ってあのお客さんを呼ぶ!というのは冗談ですが。
校庭の中心とガラクタの山が舞台。そこを半円形に観客が囲む。
役者たちは、客席の隙間を縦横に(無作為に)入ってくるし、車が私たちの周りを周回する。正面(?)に作られた通路かなり花道仕様で、そこは存在のなかった世界への入り口でもある。舞台という制約を取っ払っている面白さがある。観客の視線が自由だし。でも、何かもう1つないかな。せっかく野外なんだから、もっと混沌というか、開放というか、何かこう観客の心を掻きむしらせるようなものが。
2日間天気がもってよかったです。
満足度★★★
未練タラタラ節。午前中の元小学校のグラウンドなんで、運動会もしくは文化祭感あり。軽トラと風船だけではなく、野外劇らしいスペクタルな演出があったらなぁ。いっそう、ちょっとくらい雨が降ってほしかったね。