実演鑑賞

チェルフィッチュ

シアタートラム(東京都)

2017/06/16 (金) ~ 2017/06/25 (日) 公演終了

上演時間: 約1時間15分(休憩なし)を予定

公式サイト: https://chelfitsch.net/activity/2017/03/times-journey-through-a-room-theatre-tram-tokyo.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
永遠の希望をもった死者への羨望と忘却
岡田利規と久門剛史(美術家)が切り開いた
「音/言葉/身体/空間」の新境地

活動20 周年を迎えるチェルフィッチュは、常に言葉と身体の関係を軸に新たな表現を探求してきました。本作は、主宰 岡田利規によるこれまで以上に強度を増した言葉と俳優の身体が...

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公演詳細

期間 2017/06/16 (金) ~ 2017/06/25 (日)
劇場 シアタートラム
出演 青柳いづみ、安藤真理、吉田庸
脚本 岡田利規
演出 岡田利規
料金(1枚あたり) 3,000円 ~ 4,000円
【発売日】2017/04/01
<整理番号付自由席>
前売一般:3,500 円
U24(18〜24歳)・高校生以下:3,000 円
当日:4,000 円
公式/劇場サイト

https://chelfitsch.net/activity/2017/03/times-journey-through-a-room-theatre-tram-tokyo.html

※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。
タイムテーブル 6月16 日(金) 19:30●
6月17 日(土) 14:00● / 18:00●*
6月18 日(日) 14:00● / 18:00●
6月19 日(月) 19:30●
6月20 日(火) 休演日
6月21 日(水) 19:30
6月22 日(木) 19:30
6月23 日(金) 19:30
6月24 日(土) 14:00 / 18:00
6月25 日(日) 14:00
●=英語字幕あり
*=ポスト・パフォーマンス・トークあり
登壇:徳山拓一(森美術館アソシエイト・キュレーター)、久門剛史(美術家)、岡田利規(チェルフィッチュ主宰)
説明 永遠の希望をもった死者への羨望と忘却
岡田利規と久門剛史(美術家)が切り開いた
「音/言葉/身体/空間」の新境地

活動20 周年を迎えるチェルフィッチュは、常に言葉と身体の関係を軸に新たな表現を探求してきました。本作は、主宰 岡田利規によるこれまで以上に強度を増した言葉と俳優の身体が、美術家 久門剛史による微細な気配のにじむ音・空間と緊密かつ多層的な関係をむすぶ、まさにチェルフィッチュの”集大成”といえる作品です。2016 年3 月に京都で初演を迎えたのち、世界16 都市を巡り成熟した最新作、ついに待望の東京公演。


震災と原発事故が起こった直後の数日間に、わたしに押しよせてきた感情のなかには、悲しみ・不安・恐怖だけでなく、希望も混じっていた。これだけの未曾有の出来事が起こってしまったことは、そうでなければ踏み出すことの難しい変化を実現させるためのとば口に、わたしたちの社会を立たせてくれたということになりはしないだろうか。そう思ったのだ。あのときは。未来への希望を抱えた状態で死を迎えた幽霊と、生者との関係を描こうと思った。死者の生はすでに円環を閉じ、安定している。生き続けているわたしたちはそれを羨望する。わたしたちは苦しめられ、そこから逃げたくなって、忘却をこころがける。
-岡田利規
その他注意事項
スタッフ 音・舞台美術:久門剛史
技術監督:鈴木康郎
舞台監督:中原和彦
音響:牛川紀政
音響オペレーター:林あきの
照明:大平智己(ASG)
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
英語翻訳:アヤ・オガワ
演出助手:柳雄斗
宣伝写真:川村麻純
宣伝美術:佐々木暁
製作:一般社団法人チェルフィッチュ
企画制作:株式会社precog
統括プロデューサー:中村茜
チーフプロデューサー:黄木多美子
デスク:河村美帆香
制作:兵藤茉衣
制作アシスタント:水野恵美
デスクアシスタント:岡本縁、崎山貴文(プリコグ)
国際共同製作: KYOTO EXPERIMENT/ロームシアター京都, Kunstenfestivaldesarts, Festival d’Automne à Paris, Künstlerhaus Mousonturm Frankfurt,FFT Düsseldorf, La Bâtie ‒ Festival de Genève, HAU Hebbel am Ufer, SPRING Performing Arts Festival Utrecht
主催:一般社団法人チェルフィッチュ
提携:公益財団法人せたがや文化財団 世田谷パブリックシアター
後援:世田谷区

[情報提供] 2017/04/03 14:53 by CoRich案内人

[最終更新] 2017/04/03 14:53 by CoRich案内人

この公演に関するツイート

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  1. 先日観たチェルフィッチュ。 あの時間は私だけの時間だった。私の作品だった。目の前で行われている物語は全然身に覚えのない物語だけど、それを観ながら私はあの日の出来事やそれに関連する物事をずっと思い出していた。だから、あの作品は私の出来事を思い出させるそーゆー私の作品だった。

    7年以上前

  2. 実家からチェルフィッチュの「三月の5日間」とFさんの本届いた❕❕

    7年以上前

  3. チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」@シアタートラム。死んだ妻と生きている夫。不気味にもかなしくも響く妻の明るい言葉に、生者はいつも死者と関わることを必要とし、そのくせ往々にして関わり方を間違えるけれど、死者のほうだって生者にどう語りかけていいかわからないのだと感じた。

    7年以上前

  4. 先日、チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」を観劇してきました! ずっと観たかった岡田利規さんの作品を生で観ることができました! 観れて本当に良かったです! https://t.co/FiFTJlIGCT

    7年以上前

  5. これまた歴史から抹消されてる可能性が大ですが笑、チェルフィッチュの『三月の5日間』にはサンガツというバンドの「5日間」という曲って意味が重ねられてるんですよ。その曲を含むサンガツのファーストアルバムは2001年、僕がPヴァインでやってたレーベル、ウェザーの最初のリリースだった。

    7年以上前

  6. 俺節、ひび、サンプル、チェルフィッチュ、いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう、夜空はいつでも最高密度の青色だ 今月観たものたちに、お辞儀。 人生の大先輩に、 あなたを見ているとね、ご両親やご先祖がどんな方なのかわかる。と。私は苦笑いだったのだけど。 もうすぐ7月ですな。

    7年以上前

  7. 職場に初期のチェルフィッチュっぽい動きをする人がいる

    7年以上前

  8. 土曜日に観たチェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』。昨年観た時よりずっと強くひきこまれた。「2012年の物語」。その一年前のこと、これを観ている五年後。過去と現在、おぼえていることとわすれること。その狭間で揺れながら生きているということを、あらためて思わされる。

    7年以上前

  9. 【チェルフィッチュ|三月の5日間 リクリエーション】 いよいよ始動します!7/3から一週間、豊橋にて滞在制作に行ってきます!最終日には成果報告会も。入場無料だそうなので、近くにお住まいの方、是非お時間ありましたらお越しください!!!https://t.co/opnEgzTDMy

    7年以上前

  10. 過日、チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』。昨年の京都から2回目。世界の”騒めき”が増していた印象。あの出来事から6年を経て「ねえ、覚えてる?」と語りかけられる観客は、まさにあの夫のように身じろぎ、覚えてるよ/覚えてないよ、と反応せざるを得ない。そして安藤真理さんの佇まいよ。

    7年以上前

  11. あー、チェルフィッチュのこの前見たのは、じわじわくるなー

    7年以上前

  12. Note: チェルフィッチュ 台詞 英訳

    7年以上前

  13. Twitterから離れてたら仕様が変わってた。。観劇メモ。6月はチェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」サンプル「ブリッジ」みました。どちらも周囲におすすめした。みんな見に行ったかな、。とても素敵だった。

    7年以上前

  14. スピーチライターをしたもの、スピーチの演出をしていたものはおそらく地獄に落ちると思うので、ぼくが一番おそろしいと思っているのはチェルフィッチュの岡田利規が安部の演出をしたりするのではないかということだ。この前岡田さんのインタビューで恐ろしいことを言っていた。言ってはいけないことを

    7年以上前

  15. 部屋に流れる時間の旅/チェルフィッチュ③それは一人椅子に座っていながら足が地に着かず不安定に宙を彷徨い続けている男の心情に通じる。風に揺れる背景の白い布や原発を思わすオブジェや点滅する白熱灯の淡い光、そしてそれらを青のイメージで包… https://t.co/5viP6QRjPY

    7年以上前

  16. 部屋に流れる時間の旅/チェルフィッチュ②その通りになっていないやるせなさは誰もが知っている。今や妻があの時感じた希望は勿論震災自体が忘れ去られている無情を淡々と描いた愛の物語。舞台は静謐な空気に包まれているが、常に水や風の音が通奏… https://t.co/OntVfbpXHi

    7年以上前

  17. 部屋に流れる時間の旅/チェルフィッチュ①冒頭「私はこの人の新しい恋人になります。これからゆっくり」と言う未来からやってきた新しい恋人が、現在である3.11後の男の部屋で、震災後に病死した過去である妻の幽霊と同時に混在する。妻は未曾… https://t.co/Q9JY2jpjun

    7年以上前

  18. じわじわとチェルフィッチュまた見たくなってきた。

    7年以上前

  19. チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」戯曲が読みたくて調べたら「新潮」2016年4月号に掲載されていた。テキストの少なさに驚く。舞台にあった光とか風とか音とか、身体の在り方や表情から声から、受け取っていたものの多さを知る。 https://t.co/2yqqLolqQC

    7年以上前

  20. 同時に、チェルフィッチュの「部屋に流れる時間の旅」。静かに時間が流れていた。聞こえてくる音は心地よくてリアルではない感覚が強かったんだけど、時間が経過して考えると、ものすごい実感に襲われる。喪失したものの影を引きずりながら前に進もうとしている。愛して生きていくしかないもんなぁ。

    7年以上前

  21. チェルフィッチュの新作。風に揺れるカーテンとか幽霊は黒沢清、明滅する電球とか死者と記憶の相関関係はボルタンスキーだったな。「覚えてるでしょ?」と繰り返すセリフが奇妙な怖さだ。3.11を悲劇ではなく、希望の種と捉える理想主義と、風化は避けがたいとする冷徹なリアリズムの同居。

    7年以上前

  22. チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」。チェルフィッチュ岡田利規氏の到達点。東日本大震災後の若い夫婦の話。今語られる言葉。夫婦が住んでいた部屋に流れるあの時と今の時間と空間。妻の死と今の婚約者。あの時を抱えながら今を生きること。心と身体と台詞の融合。超現代口語の熟成。傑作!

    7年以上前

  23. チェルフィッチュの『部屋に流れる時間の旅』を。亡くなった女性(の霊魂?)がか細くも強い意志を持って発する「覚えてる?」「聴こえてる?」というセリフ。リーフレットに「2012年の物語」と記載あるけれど、すぐに過去として過ぎ去ってゆく現在を生きる者は常に問いかけられているはず。

    7年以上前

  24. 平田オリザや、今だとチェルフィッチュみたいなのが演劇の「主流」だったら、絶対興味持ってなかったと思うわ。

    7年以上前

  25. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』観た。 過去だけじゃなくて未来にも縛られてる気がして、がんじがらめじゃねーかって落ち込んだ。旅が終わるまでずっとそうなのかな。怖い。死者が羨ましい。 https://t.co/NQt7x9u0JI

    7年以上前

  26. チェルフィッチュの 20 周年記念サイト https://t.co/fOsPZhzcVJ

    7年以上前

  27. 気づけばチェルフィッチュ終わってんやないかー、、

    7年以上前

  28. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』最終日に鑑賞。上げた片足が逡巡ののちに着地するのは前なのかそれとも後ろか。その震えを体験するような時間だった。

    7年以上前

  29. そしてその前にモメラスのリーディング公演に参加します。僕の芝居もチェルフィッチュとは180度違う異形のテンションになってくるかと思いますのでこちらもどうぞよろしくです。安藤さんともまた一緒ですhttps://t.co/lgWdV1aELS

    7年以上前

  30. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』東京公演終了しました。強度が変われば作品の内容自体の受け取られ方も変容してしまうということが大きな発見でした。皆さんの集中力が大きな支えになったと思います。たくさんのご来場ありがとうございま… https://t.co/6Wr7aoTnbU

    7年以上前

  31. 三軒茶屋界隈,会場向いの「伽羅」でプリンとチーズケーキを平らげてのち(いま思い出しても美味いなぁ)、チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』追加公演を。 ミニマルであろうとしずきると、一挙手一… https://t.co/wm18TJihEw

    7年以上前

  32. みんなしてチェルフィッチュ行ってたのか。誘ってよ。

    7年以上前

  33. 今週更新された劇団 3 チェルフィッチュ @chelgenzaichi https://t.co/YGiOrzCOat 最新作「部屋に流れる時間の旅」他22作品の劇評をお読みいただけます #演劇 #舞台 #劇評

    7年以上前

  34. 初チェルフィッチュだったのでどちらかというととまどいの割合が大きかったのだけど、これは観客に緊張を強いるタイプの劇なのだなと思った 幽霊はふつう1人で見るもので、複数人で目撃しようとするときにはかなり息をひそめなきゃいけないからかもしれない

    7年以上前

  35. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』 観終わって、一晩寝かせて、「思いの重さ」を改めて感じる。 「ねぇ?覚えてるでしょう?」と執拗に問う妻の声は夫の心。次に進みたいと思いながらも、妻を忘れることの怖さと罪悪感。その葛藤を、椅子から浮いた足が語ってた。

    7年以上前

  36. チェルフィッチュ の青柳いづみさんに惹かれ過ぎて二回観に行った 彼女に心奪われ過ぎて友達のした解釈(そう見ると少し彼女が悲しくなる)話を聞いただけで動悸が止まらなくなって途轍もない恐怖に襲われてしまって 架空の人間だという事を忘れてた舞台で此処まで人間に惹かれたの初めて

    7年以上前

  37. チェルフィッチュ、部屋に流れる時間の旅、わたしが感動したのは、誰にも到達できそうにない技術の高さ。幽霊という装置をあくまで技術として使っている感情の排除、によるどうしようもない自分に起こる感覚の拡張。

    7年以上前

  38. 昨夜観たチェルフィッチュ舞台素晴らしかった。遮るもののない一番前で催眠作用があり、意識が流れ込み頭を出たり入ったり。身体は空っぽに時々のっとられるような体験をした。などと言葉がもつれあう朝を迎えてるけど、とにかく心に残る舞台でした。凄い。

    7年以上前

  39. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』おもしろかったなあ。チェルフィッチュは役と役者の距離が近いのでその生々しさが心地よく感じられる。状況への洞察力が鋭くて、震災翌日の自動販売機の話なんて秀逸だったし、音について語るセリフも叙情的でうまいなあ、と。

    7年以上前

  40. チェルフィッチュは、意識の変革を促される、ずんと刺さる芝居だった。

    7年以上前

  41. チェルフィッチュ観たかったなぁ......。

    7年以上前

  42. @morio0101 やはり、行かれてましたか。青柳さんはマームの看板女優さんですが、これからもチェルフィッチュでももっともっと観たいなあと思います。そして、そろそろまたニヤニヤ笑えるチェルフィッチュも恋しくなってきました。12月のKAATが楽しみですね。

    7年以上前

  43. 緊張感を強いられ手放しに楽しめるお話ではなかったから、終演と同時に脱力。役者さんたちがお辞儀するのを見たら説明できない感情がワッと流れ出てきてちょっと涙出た。途中まではこれはあまり好きな作品ではないなと思っていたけど、また観たいと思った。 チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」

    7年以上前

  44. 青柳さんは執拗に「ねえ」と吉田さんに語りかける。この人はもうこの世にいないのかと途中で気づく。にこやかな語り口に虚しさを感じ、あまり応えてくれなくなった吉田さんが少し腹立たしくも、この新しい恋人たちはもっと楽しそうに笑えばいいのにと。 チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」

    7年以上前

  45. 安藤真理さんはショートヘアのイメージが強かったので別人のよう。衣装の雰囲気が素敵。新たな恋愛を予告する。安藤さんと吉田さんはこれから恋人になるようだが少しも楽しそうではない。テーブルの上で絡めあった手だけがロマンティック。 チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」

    7年以上前

  46. チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」@シアタートラム 観劇。まず舞台美術が素敵。のっけから不穏な環境音で不安な心持ちに。椅子に座った吉田庸さんの背中、もぞもぞと動く浮いた足。舞台ではいつも目が離せなくなる青柳いずみさんの伸びやかな声。表情も語り口もにこやかなのにどこか違和感。

    7年以上前

  47. チェルフィッチュ「部屋に流れる時間の旅」@ シアタートラム。戯曲・演出もさることながら、役者さんたちの体の動きの説得力が凄かった。前半、座ったままの ”男” の後ろ姿の動きに触発されながら、自身の記憶の中の時間をビュンビュン旅したな〜〜。。。

    7年以上前

  48. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』 https://t.co/hatQWleOvY #に行く

    7年以上前

  49. チェルフィッチュ『部屋に流れる時間の旅』東京公演おわり。京都のときは賛否両論だったのが今回は賛が多いのは、東京のお客さんだからなのか、1年前の初演から時代が進んだからなのか。もしかしたら時間をおいて否が聞こえてくるのだろうか。

    7年以上前

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