結露 公演情報 結露」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.7
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  • 満足度★★★★

    カラオケに合わせてアルバムを1曲ごとに振り返る。あり余るエネルギーは振り向かせることを選ぶ。必然のトライアングルが最大に若さを消費し、ガラスを曇らせる。晴れた後の巣立ちの予感を胸に秘め・・・ うだうだとした閉塞も卑には至らぬ滑稽さで停滞に陥らない、3人の柄の大きな魅力が圧倒的に引っ張り切る。

  • 満足度★★★

     面白かったのは、男2人の格闘シーン。

    ネタバレBOX

    科白の殆どを意味として活かさない作りが特徴的だが、ドラマを解体するというような積極的な主張とも思えない。一応の内容としては、解体後に示されたものが微妙であるということは言えるが、それを如何に解釈するかは、個々の解釈だと居直っている訳でも無さそうである。
    羞恥心を持った男2人、女1人の三角関係とも取れるが、何れにせよ、結果は極めて空疎である。タイトルは通常作家の意図を反映して何等かの意味に収束するのが一般的だが、今作のタイトルが何処に収束するのか? 一つしか具体的なイマージュは浮かばない。それは本能に関係する単語に集約できる。
    駅の手洗いなどで、他の人が列を為して待っているのをものともせず、鏡に見入って悦に入っているナルシシストを良く見掛けるが、愚にもつかないことを延々とし続けて飽きもせず貴重な時間を浪費するセンスを是とする判断が、今作にも働いているように思われる。そのような事態を苛立つでもなく、かと言ってクールに無意味と切り捨てる積極性も持たず一緒に塵のように流れてゆく。その癖、強く主張するのではなく木霊のようにではあっても押し寄せてくる本能には唯々諾々として従う。そんな生き方を肯定して見せるような、老獪を感じる。若者の持つ本質的な老人性と面と向かい合わないやり方のように思う。
  • 満足度★★★★

    鑑賞日2017/03/18 (土) 19:00

    価格1,000円

    「キミら、コドモかっっ!!!」な言動だったり、喫茶店や電車内で聞こえてきたらつい耳をそばだててしまい、その結果吹き出さないよう苦心するような会話たっぷりだったりの「当世(劇中設定時期は10年くらい前だがσ(^-^) からすれば十分当世)若者気質」な70分に大いに笑ったりドキドキハラハラしたりして堪能。

    ネタバレBOX

    男2人(演者ではなく劇中人物の方)は、車寅次郎のDNAが少し入っていなかったか?とも思う。喧嘩っ早い、口が悪い、難しいことはワカらない、気持ちがすぐ顔に出る、(惚れっぽい?)など近いのではないかと。
    終盤の叩く、蹴る、取っ組み合うの喧嘩シーンは段取りなしのぶっつけとのことで、そりゃあ2ステージしか演らないワケだ。ってか怪我しないでよね。

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