月ノ原中学校音楽準備室(再演) 公演情報 月ノ原中学校音楽準備室(再演)」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.8
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  • 満足度★★★★

    大好きな作家たちのお話でやはり好きでした。
    あまりリーディング見ないのですが楽しめました。
    幕間の小玉さんもよかったです。

  • 満足度★★★

    劇団競泳水着の上野友之、キリンバズウカの登米裕一、mizhenの藤原佳奈の3人が描く連作短編のリーディング公演。合唱部の部室だった音楽準備室と、ひとりの男の子にまつわる3つの愛の物語。プラス幕間には彼らを知る元音楽教師の儚い恋物語を笑いを交えて。出演者はすべて女優さん。2日間4公演だけなのがもったいないような素敵な作品でした。

    ネタバレBOX

    「面と向かって言えないけれど2」(上野友之)
    メール、ライン、手紙での往復書簡。この形式ってリーディング公演ではありがちだけど、中学時代と大人になってからを違う女優さんでやるのはちょっと新鮮。途中で結末の予想はついちゃったけど、やっぱり上野さんは上手いなぁ。

    「合唱部部誌」(登米裕一)
    劇中にアカペラで2曲。素敵な歌声でしたが、他の2本に比べて歌に比重がかかりすぎていた感じ。キャストの数も歌ありき?作品のクオリティとは関係なく、個人的にあの結末はスッキリしないなぁ。ココロの都合の良い自己完結としか思えなかった。

    「フナムシ」(藤原佳奈)
    今回のお目当てだったが、期待通りすごく良かった。ひとり芝居でモノローグの所為か、他の2本とはあきらかにテイストが違っていた。文学作品のような雰囲気と言葉選びがとても好きで、其処此処にいろんなものが刺さりまくりだった。更に佐藤みゆきさんの演技と歌の所為で、 帰り道、グルグルといろんな感情が押し寄せてきた。是非上演台本を読みたいと思った。

    「幕間 歌子の恋」
    やっぱり小玉さんの吸引力は凄い。幕間で前の作品の余韻は吹っ飛びました(笑)
    良い意味でリセットです。歌子の来し方行く末が気になります!
  • 満足度★★★★

    価格2,200円

    80分。

    ネタバレBOX

    「面と向かって言えないけれど2」(上野友之)
    中学時代友人だった綾子としおり。先輩(山本ハル)の葬儀をきっかけに10年振りに会い、メールで当時の苦めな想いと感謝を打ち明ける…。
    「合唱部部誌」(登米裕一)
    部誌でやりとりしてたココロ(清水彩花)、ハル(皆本麻帆)、ホノカ(宮菜穂子)。サッカー部の翼先輩のことでココロとハルはギクシャクする…。
    「フナムシ」(藤原佳奈)
    地味で存在感のないサエ(佐藤みゆき)は、腕に障害を負った翼先輩と偶然会い、付き合いだす。ハルの葬儀後、ハルの手紙に泣き崩れる翼先輩を前にやるせない想いを抱く…。

    月ノ原合唱部と翼先輩が絡むオムニバス短編。
    好みなのは「合唱部部誌」。「フナムシ」も内省的な感じと、話の奥行が感じられて好きだけど。劣等感を抱くサエがフナムシと対話するとことか、グッてなる。
    「面と向かって~」も、淡い感じと同性愛なしおりの告白というアクセントがあってよかったけどね。
    「合唱部部誌」の恋と友情というストレートが迫ってきたのかもしれない。
  • 満足度★★★★

    初めての朗読劇。 動きがない舞台をどう楽しめば良いのか不安があったが、いえいえなんのその。 すっかり楽しんでしまった。 複数の作品が絡み合ってちゃんと最後に繋がる、というのだから気が抜けないなんだけど音楽あり、ホチキスの名女優小玉さんの「ちょいちょい」芝居もありあっと言う間に終演。 基本はスッキリ、ホッコリ系。 とてもピュアな感じで家路についた。

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