満足度★★★
舞台に登場しない龍馬の姿がクッキリ
龍馬の死によって精神的支柱を失った若き海援隊士たちが動揺しつつも立ち直る姿を描いており、昨年12月のMK-Box作品と同じ題材ではありながらかなり印象は異なり、アチラはソフトタッチ、コチラはハードボイルドな感じ? が、龍馬が舞台に登場しないにもかかわらずその姿がクッキリと劇中に浮きあがって来るのは共通。
終盤の殺陣は片や若き海援隊士、片や海賊、とどちらも剣術をキチンと身につけていないということがよくわかる「ケンカ剣法」のようなもので、これもリアリティあり。