満足度★★★★
鑑賞日2017/02/27 (月) 19:00
乱歩作品のエログロ担当インモラル・オールスターズによるリミックス3Dアンソロジー。作品同士のつながり方がツイッターで時々見かけるキャラやロゴの「マッシュアップ」の芝居版の如し(笑)。
当日パンフレットの配役一覧にはそのキャラクターが出てくる作品名も記されていて、開演前はよく思い出せなかった(だって読み耽ったのは40年以上前だもの)作品も終演後に改めてパンフレットを見たら「あ、あれか!」だったりも。
また、人間椅子パートの一部に二人羽織を連想(笑)。
なお、通常は靴を脱いで入る客席、黒いビニールで養生してあり、スムーズな入場のためかと思ったが、いやしかし飛び散る血糊対策かとも思いガクブル。(笑)
満足度★★★★
美輪明宏版とは違った「黒蜥蜴」はいかほどのモノか期待しての観劇。
原作を劇団カラーにどっぷりと染め上げたエログロ、アブノーマル感たっぷりのアングラワールドは江戸川乱歩作品の懐の深さも同時に実感でき、とても良かったです。
脳裏に焼き付く総合美術、コアなファンがついているのも納得できます。
ただ開演前に役者さん達が、景気よく物販活動されるのはちょっと・・・
頭の切り替えがうまく出来ず、すぐに劇中に入り込めなかったのが惜しかった。
しかし公演後では舞台も役者もグッチャグチャで難アリだし、ファン恒例のお楽しみかもしれないので慣れればいいのか。
妖しい感じで売るっていうのはどう?