満足度★★★★
鑑賞日2017/02/11 (土)
芥川のえがく河童の世界は理想の世界?自らが生きる悲しい世界?
理想、妄想と現実は表裏一体で、生きると死ぬの境界線も紙一枚ほどの薄い壁で分けられている。正常と異常も。
僕らの世界ととっても似ている河童の世界。だけど決定的に違う何かがあればそれは全く違う遠い世界。僕と、決定的に違う何かがあれば、隣にいるこいつは異常。
いまある価値観を、見直さざるを得なくなるような作品。
新しい世界にいざなってくれた作品。
白州本樹さん、とってもよかったです!
満足度★★★★
前半は少し眠たく後半は夢中で観ました。休憩を入れて約2時間のお芝居でした。河童という作品のストーリーが龍之介の生い立ち、生き様とあまりに一致していることに驚きながら観ました。小雪がちらつく寒い日でしたがいい芝居が観られて気持ちは暖かでした。
満足度★★★★★
鑑賞日2017/02/08 (水)
仕事帰りに「河童」の世界に入り込んで来ました。そこは、別次元の世界。人間界と同様に面倒な河童もいたりして。脳みそを「河童」の世界に切り替えてくれてくれて感謝です!現世は辛いことがたくさん有りますもんね。別世界への小旅行、行ってみたい方は是非。もちろん、文学的に触れたい方にもお薦めです。