平日の15時開演で1回しかない公演。
普通に考えて行くのはムリだと諦めていたが、当日行けそうになったので、とにかくさいたまへ向かった。
当日券の座席は一番後ろだったが入れた。
観客はこの日舞台に立つ、ゴールドシアターの年齢とほぼ同じの印象。
その付き添いに来ている人たちが平均年齢を下げていたぐらい。
仲間や家族が出るから来た、という人がほとんどではなかっただろうか。
演劇と言うよりは事件、と思っていたが、「演劇」だった。
こまどり姉妹カッコいー
埼玉県が指揮を取って県の施設を使い、プロの演出家、俳優、スタッフによる全力のサポートを受けながら、県民が楽しむ参加型イベントだと思うと、とても、とても贅沢。
蜷川幸雄さんが彩の国さいたま芸術劇場でシェイクスピア戯曲を上演し続けたこと、さいたまゴールドシアター、さいたまネクストシアターという劇団を育てたこと、それらに関わってきた人たちが、今もさいたまに集って演劇創作をしていること…。その総まとめのようだった。そして、ここから何かが始まるんだと思った。
ノゾエ征爾さんの優しさを受け取った。