guizillen 5llen
guizillen 5llen
実演鑑賞
シアター・バビロンの流れのほとりにて(東京都)
2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://guizillen.under.jp/05/05.html
期間 | 2016/12/07 (水) ~ 2016/12/11 (日) |
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劇場 | シアター・バビロンの流れのほとりにて |
出演 | 末安陸、永井友梨、門田友希、笹井雄吾(株式会社ギュラ)、渡邊敏康、きえる |
脚本 | 佐藤辰海 |
演出 | 佐藤辰海 |
料金(1枚あたり) |
1,000円 ~ 2,500円 【発売日】2016/10/20 前売券/当日券…2,500円 平日昼割…2,200円 学生割引券…2,000円 リピーター割引券…1,000円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 12月7日(水)19:00 12月8日(木)14:00/19:00 12月9日(金)14:00/19:00 12月10日(土)13:00/18:00 7月11日(日)15:00 |
説明 | 「歯車の噛み合う音がした」 12才の頃、ギターが欲しかった。 どうしようもなく惹かれて、せっせと新聞配達をしてようやく手に入れた。 しかし手に入ってしまうと、ちっとも練習しないまま押入れにしまいこんでしまった。 なぜあれほど強く惹きつけられたのか、今となっては思い出すこともできないが、捨てるには惜しく、そのままにしている。 衣替えの季節に押入れを開けると不意に目に入ってバツが悪い。 なんだか申し訳ないような気分になってしまう(誰に?) この台本を引っ張り出して来たとき、そんなことをふと思い出した。 一体なにが、私にこの物語を書かせたのか。まともに文章を書いたことのなかった私が、なにに駆り立てられていたのか。 それは思い出せないままだった。 この物語は、倉灘という過疎の漁村を舞台に、ごく小さな歯車の回転から始まる。 寂れた町においてなお、人間(じんかん)を避けて暮らす父娘の、父が娘の身体に見つけたある秘密が、 偶然、不意に都会を逃れ出た青年によって暴かれてしまう。 反発しあう二人の男が知らぬ間に、倉灘と、少女の歯車をゆっくりと巻いてしまう。 いま読み返すと、あまりにも稚拙な文体で無駄や冗長に満ちあふれていて、たかだか数年前の自分がこれを書いたのかと思うと辟易した。 ただ、この物語は何かの強い衝動に「書かされていた」。 それが文字からはっきりと伝わってくる。 今の私に、それだけの情動が持てるだろうか。 あれから少しばかり歳をとって、その間にいくつかの物語を書いたりもした。そして今再び筆をとり、この物語に少しだけ手を加えてみる。 この物語と今の私を繋ぐ、空転を繰り返していた歯車が、うまく噛み合ってくれることを願う。 パロディ、コメディ一切なし! 丸腰で挑む第5llen、ギジレンの化けの皮の内側、 「七月の歯車」をもう一度。 |
その他注意事項 | 学生割引をご希望の方は当日学生証をご提示ください。 リピーター割引券は当日半券を持参のお客様に限ります。 本公演のチケット料金は当日清算のみの受付となります。あらかじめご了承ください。 |
スタッフ |
[情報提供] 2016/12/02 17:11 by guizillen制作 小さい
[最終更新] 2016/12/02 17:13 by guizillen制作 小さい
チケット取扱い
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12才の頃、ギターが欲しかった。
どうしようもなく惹かれて、せっせと新聞配達をしてようやく手に入れた。
しかし手に入ってしまうと、ちっとも練習しないまま押入れにしまいこんでしまった。
なぜあれほど強く惹きつけられたのか、今となっては思い出すこともできない...
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