演劇実験室∴紅王国 第拾四召喚式
THE SHRINE OF LEVIATHAN
実演鑑賞
ウッディシアター中目黒(東京都)
2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火) 公演終了
上演時間:
公式サイト:
http://www5e.biglobe.ne.jp/~kurenai-/
期間 | 2017/02/22 (水) ~ 2017/02/28 (火) |
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劇場 | ウッディシアター中目黒 |
出演 | 阿野伸八、恩田眞美、松永太樹、尾山道郎、佐藤駿平、竹廣零二、富田三千代、藤井佳代子(青年座)、野口清和、松岡規子、江田恵(ソラカメ)、吉本藍子(匿名劇壇) |
脚本 | 野中友博 |
演出 | 野中友博 |
料金(1枚あたり) |
4,000円 ~ 4,500円 【発売日】2017/01/22 前売り4000円 当日4500円 |
公式/劇場サイト | ※正式な公演情報は公式サイトでご確認ください。 |
タイムテーブル | 2月22日(水) 19:30 2月23日(木) 19:30 2月24日(金) 14:00/19:30 2月25日(土) 14:00/19:30 2月26日(日) 14:00 2月27日(月) 19:30 2月28日(火) 14:00 |
説明 | 私達は生まれる、何度でも生まれる! あんた達が、何度流し捨てようとしても、何度でも生まれる! そして昇って行く、流し捨てられ、投げ落とされた処へ……高天原の、はらいそうの天辺にっ!! ※ 最近になって、『日本会議』という右派政治団体が、大きな注目を集めるようになりました。台本の執筆準備中にも、次々と関連書籍の発刊が続き、資料読みで構想が追いつかないという状態でした。今では、割と多くの方に、『日本会議』の中核が神社本庁を初めとする宗教団体であり、関連組織の『日本会議国会議員懇談会』に二七〇余名を超える国会議員が参加し、安倍首相以下、閣僚の大半がそのメンバーであると言う事も知られるようになってきたと思います。 『日本会議』の目指すところは、簡単に言えば戦前回帰だと言って構わないと思います。特に、中核団体である宗教法人神社本庁の目指すところは、明治維新から終戦までの国家神道のような、宗教を超えた国家的祭祀としての神道的パラダイムの復権だと私は思っています。彼らに言わせれば、美しい日本の伝統文化の復権という事になるのでしょうが、少しだけ歴史を学んだ私には、国家や皇室が神道と結びついていた時代は、その起源から考えればむしろ珍しい時代だったと考えています。 神道というのは不思議な宗教です。開祖も居なければ明確な教理教典、戒律も無く、「宗教なのか習俗なのか?」と言ったところからして議論が分かれています。当たり前の慣習として、初詣でお賽銭を投げて拍手を打ち、縁日で御神輿を担いでいるという人達も、その神社の祭神が何なのかを知らない、という事も珍しくないでしょう。ある意味では曖昧で大らかな信仰、或いは習俗だとも言えますが、本来は民間の素朴な信心であった神社に、国家が大きく干渉していた時代がありました。それは形を変えて、現在でも宗教法人神社本庁による、各神社への人事権の介入という形で残っています。 私達はどんな時代へ帰ろうとしているのか……? それがこの作品の出発点です。 紅王 |
その他注意事項 | 全自由席。 前売り、予約優先の整理券制です。 駐車施設、託児施設はございません。 |
スタッフ | 美術/丸山賢一 照明/中川隆一 音楽/寺田英一 音響/前野公英 衣裳/兼松光 振付/恩田眞美 舞台監督/金安凌平・川田康二 宣伝美術/KIRA 演出助手/小川由樹枝 制作/鎌田亜沙佳 |
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最近になって、『日本会議』という右派政治団体が、大きな注目を集めるようになりました。台本の執...
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