満足度★★★★
私の目当は第三部、二人椀久もいいけれど娘道成寺が良かったですね〜。
玉三郎以外は若手も役者なのに一人で抜き出ていないのがいいですね。
ついでにと言っちゃなんですが吹雪峠も
一幕見席で観てきました。
現代的な心理劇って印象的かしら?
歌舞伎っぽさが台詞で感じとれるといいなと思いました。
満足度★★★★
第三部
三部は、「二人椀久」と「京鹿子娘五人道成寺」で、2演目とも中心は玉三郎さん。玉三郎さんだけ観たいなら、三部のみで大満足。
両作品とも、玉三郎さんの舞いの素晴らしさと妖艶さで素晴らしい作品でした。
還暦過ぎて体力的には辛いとおっしゃっていますので、玉三郎さんは生で観られるときに観といた方が本当に良いと思います。
満足度★★★
第二部
第二部は『吹雪峠』と『菅原伝授手習鑑』に2演目
『吹雪峠』は、3人芝居でストーリーは面白いけど、物語自体は短くて、何となく不足感が残る。内容もお芝居も面白かったけど。
『菅原伝授手習鑑』の寺子屋は名作中の名作で、誰がどの役を演じるかで、作品の重みがかなり変わる作品。
今回は松王丸を勘九郎、武部源蔵を松也、千代を七之助、戸浪を梅枝と中堅どころの布陣。
ベテランが一人入っていればまた違ったかもしれないけどあまり重厚感が無く、最後のいろは送りになってしまった感じ。
涎くり与太郎の弘太郎が意外と面白かった。
満足度★★★★
第一部
第一部は「あらしのよるに」の一演目。
きむらゆういちさん原作の絵本を新作歌舞伎として作り上げた作品です。全く予備知識無く観ても、結構面白かった。
獅童さんが真剣に取り組んでやってるからなのもあるが、とても愛情の伝わってくる作品でこれなら上演続けられるし、続編などへもつながっていくと思いました。
松也さんも羊(娘)役似合ってたし、子供から大人まで楽しめる良い作品に仕上がってました。