満足度★★★★
神奈川県立青少年センターという健全が杭を打ったような場所なのに、蚕のきぐるみなどで文字通り皮を被っていたけど、演劇の資質としての不健全さ満開で、ツッコミ不在の不条理コメディだった
不条理な世界観の中で、詩を吐く蚕と、言葉を出さなくなった詩人を軸に話は展開。人は詩を吐かなくても生きていけるけど、なんで詩を作るのか蚕が教えてくれる
守利郁弥さんが凄い雰囲気のある方で着物の似合い方が半端なかった。書生役とかやったら書生萌えなるジャンルができそうな感じ。眉子役の山本悦子さんもキャラによる変わりっぷりが凄かった。