一軒の家・一本の樹・一人の息子 公演情報 一軒の家・一本の樹・一人の息子」の観てきた!クチコミ一覧

満足度の平均 3.2
1-6件 / 6件中
  • 満足度★★★★

    他人の眼
    形に一生を捧ぐ人の性が、コロコロ、プシュプシュ、ウロウロ、呻吟する様は切ない。求めるものではなく気づくもの。ひとり幸せの虜となり湧き出る焦燥を思い起こさせる怪演。

  • 満足度★★★

    ほぼ一人芝居
    この戯曲を観るのは初めてなので、他の劇団で上演されたものとの比較は出来ないのですが、本来であれば多くの登場人物で成り立つ本作を“ほぼ一人芝居”で創り上げた試みは面白いと思います。

    “別役作品”としては、物足りなさの残る舞台でしたが、感じるものはありました。

    次回公演に期待。。。

  • 満足度★★★

    45分のお芝居でした
    劇場の広さとお芝居は合ってると思いました。
    幸せになりたい気持ちは伝わって来ました。

  • 満足度★★★

    更に精進を
     第2回公演とあって、未だ演劇の創り方に余り習熟していないという印象を受けた。

    ネタバレBOX

    真面目そうで、インセンティブもあるので、余り星印を低くは付けないが、これは、これからに期待してのおまけである。
     先ずシナリオに関してだが、係長になり立ての33歳の既婚男性が一戸建ての家を購入した。これが発端である。一介のサラリーマンにとって一戸建てを購入するということは、人生最大の大事であろう。だが、下見などを一切行わずに頭金を支払い、ローンを組んだ後で不動産屋を訊ねるが、その不動産屋はもぬけの空。
     つまり詐欺にあって、今まで住んで居た社員寮を追い出されるという結果が待っていた。という流れで書かれたのならまだしも。
    最終部分を先頭に持ってきて、そうなった経緯を演じるという形なのだ。人生の大事にドジを踏んだエクスキューズを、こんな間抜けがいくら嘆いた所で同情する者などあるまい。この辺り、リアリティーに欠けていることがこのシナリオ最大の欠点だろう。
     而も、演出が構成をひっくり返すような効果的な施策を取っていない。この話は順接で持っていった方が、ドラマチックになる。

  • 満足度★★★

    一軒の家・一本の樹・一人の息子
    人間の幸せってなんなんだろう、不条理なことへの葛藤をうまく表現されていました。ほとんど一人芝居って感じ。途中での説明が入りましたが本当に必要だったのすごく疑問です。

  • 新しい表現
    約45分の一人芝居(時々二人)でした。言葉と身体で、不条理さを表現していましたが、独自の新しさを感じる表現だったと思います。役者さんの演技は良かったと思いますが、音楽と台詞が被って、聞き取りにくいと感じる部分がありました。短い舞台と、価格設定が合っているかと、少し気になりましたので、星の評価はしませんでした。

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